プリウス30系前期型(2009年〜2011年頃)をお使いの方の中には、「純正ナビでイコライザーの設定が見つからない」と感じたことがあるかもしれません。この記事では、プリウス30前期の純正ナビでのイコライザー設定画面の開き方と、音質向上のための調整ポイントについてわかりやすく解説します。
プリウス30前期のイコライザー設定画面の開き方
プリウス30前期の純正ナビには、オーディオ設定の中にイコライザー機能が備わっていますが、若干分かりにくい場所にあります。以下の手順で操作しましょう。
- エンジン(またはパワーボタン)をオンにしてナビを起動
- 「AUDIO」ボタンを押してオーディオメニューに入る
- 画面上の「Sound」または「音設定」ボタンをタッチ(ナビのバージョンにより表記は異なります)
- 「イコライザー」や「トーンコントロール」と表示されている項目を選択
- BASS(低音)・MID(中音)・TREBLE(高音)をそれぞれ好みに応じて調整
一部のGグレードやSツーリングなどに搭載された「HDDナビ」や「メーカーオプションナビ」では、さらに詳細な調整が可能な場合があります。
もしイコライザー設定が表示されない場合
「Sound」や「トーン設定」の画面にイコライザー項目が表示されない場合、以下の理由が考えられます。
- ナビのソフトウェアバージョンが古い
- 簡易的なディーラーオプションナビ(例:NSCP-W61系など)である
- そもそもイコライザー機能が非搭載のタイプ
その場合は、社外スピーカーやDSPアンプを導入することで音質改善を図ることもできます。
イコライザー調整の基本とおすすめ設定
音の好みは人それぞれですが、以下のような設定が参考になります。
- ボーカルを中心に楽しみたい場合:MIDとTREBLEをやや高め、BASSをフラット〜やや控えめ
- 重低音を強調したい場合:BASSを+2〜+4程度、他はフラット
- 疲れにくい音を目指すなら:全体をフラット〜若干マイナス気味に設定
同乗者がいる場合や音楽ジャンルによっても微調整すると、より快適なドライブになります。
社外オーディオ導入で拡張性アップ
もし純正ナビで物足りなさを感じた場合、社外の2DINナビやスピーカーに交換することで音質は格段に向上します。最近ではApple CarPlay対応の機種や、細かくイコライザー設定ができるモデルも多数登場しています。
例:パイオニア「楽ナビ」やアルパインの車種専用モデルなどは、プリウス専用取付キットが用意されており、DIYでも交換可能です。
まとめ:イコライザー設定を活用して快適な音空間を
プリウス30前期でも、純正ナビの機能をきちんと使えば、音質はある程度改善できます。設定メニューが分かりづらい場合は取扱説明書やナビ型番を確認することが大切です。
- まずは「Sound」や「音設定」からイコライザーを探す
- 好みに応じた音質に調整する
- 物足りないなら社外製品の導入も検討
自分の耳に合った音作りで、日々のドライブをもっと楽しくしましょう。
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