バイクのラメ塗装を施す際、塗装面を整えるために重要なのがやすりの選定です。正しいやすりを選ぶことで、塗装の仕上がりが大きく変わります。今回は、ラメ塗装を行うために必要なやすりの番号について、初心者向けに解説します。
ラメ塗装前の準備作業
ラメ塗装を行う前に、まず表面の処理をしっかりと行う必要があります。表面が平滑であることが、塗装の仕上がりに大きく影響します。そのためには、やすりを使って表面を整え、塗料がしっかりと乗る状態にすることが重要です。
やすりの選び方:ラメ塗装に適した番号
ラメ塗装に最適なやすりの番号は、塗装する材料の状態や作業の段階によって異なります。一般的には、次のように選びます。
- 粗面仕上げ:#400〜#600:この番号のやすりで表面を均一に整え、塗装面に傷がつかないようにします。
- 細かい仕上げ:#1000〜#1500:この番号で、塗装面をさらに滑らかにして、ラメ塗装の仕上がりがきれいに見えるようにします。
- 仕上げ:#2000〜#3000:最終仕上げとして、非常に細かいやすりを使用し、完全に滑らかな表面を作ります。
ラメ塗装の際の注意点
ラメ塗装は、一般的な塗装とは異なり、ラメの粒子が表面に浮き上がるため、塗装のムラができやすいです。塗装前に十分な研磨と下地処理を行うことが、仕上がりをきれいに保つポイントです。また、やすりの番号を適切に選び、無理に磨きすぎないように注意しましょう。
まとめ
バイクのラメ塗装において、やすりの番号選定は非常に重要な要素です。#400〜#600の粗面仕上げから、#1000〜#1500の細かい仕上げ、最終的に#2000〜#3000の仕上げまで、段階を追って作業することで、きれいで耐久性のあるラメ塗装を施すことができます。塗装前の準備作業をしっかり行い、慎重に作業を進めていきましょう。


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