マジェスティ125のマフラー下部でサイレンサーをスイングアームに固定するゴムブッシュが外れてしまった場合、どの部品をどう手に入れればよいか知りたい方向けに、部品名称や交換方法、購入手段を整理しました。
問題の部品とは?構造と名称
サイレンサー下部のボルト固定箇所には、金属カラーをゴムが包むラバーマウント形態のブッシュが装着されています。
これは一般に「マフラーブッシュ」「マフラーカラー付きラバーブッシュ」と呼ばれ、メーカーパーツ図では〈Collar〉や〈Bushing‑Rubber〉と記載されていることがあります【参照】。
部品番号の調べ方と入手方法
同様構造の他車種(例:Kawasaki 92092‑1013 BUSHING‑RUBBER,Muffler)は流用品として流用されているケースもありますが、マジェスティ125専用部品は車両年式によって品番が異なる可能性があります。
Yamahaの純正パーツカタログで「Collar」または「Bushing‑Rubber」で検索すれば、該当のマジェスティ125用パーツ番号が確認できる可能性があります。
入手手段と具体例
- ヤマハ正規ディーラーにて車体番号を伝えて部品発注。
- パーツショップやネットショップで「マフラーブッシュ マジェスティ125」で検索。
- 海外供給部品(例:Kawasaki用部品)との流用を検討。サイズや穴径、カラー径を比較する必要あり。
交換・取り付け時の注意点
劣化したブッシュを放置するとマフラーがガタつくだけでなく、振動による金属疲労や排気漏れの原因になります。
取り付け時には以下を確認してください。
- ゴム部の厚さと硬さが純正に近いものを選ぶ。
- 金属カラーの内径・ネジ径・カラー長さが合うこと。
- ボルト・ナットとガスケット、ワッシャー類も適切に使用。
実例:類似部品で代用したユーザー報告
ある旧車整備ユーザーは、Kawasaki用のBUSHING‑RUBBER(品番92092‑1013)をマジェスティに使用して互換できたケースがあります。ただし、長さや硬度の差で振動が残ったため、ゴム材加工で調整したとのことです。
実際の流用例では、オークションサイトやフォーラムで「マジェスティ マフラーブッシュ」で検索すると写真付き報告が見つかる場合があります【参照】。
まとめ:まずは純正品番調査が最善の道
マジェスティ125の純正マフラー下部ラバーブッシュは、部品名として「Collar」や「Bushing‑Rubber」で記載され、ヤマハ純正の部品番号を確認して購入するのが最も確実です。
汎用品の流用品も可能性はありますが、サイズの一致や振動・耐久性を考えると、なるべく純正部品を使うか、専門ショップでの加工・相談を推奨します。
コメント