HONDA ULTRA G2 SPORTS 10W-40の旧品と現行品の違いとは?レブル250ユーザー向けに徹底解説

車検、メンテナンス

バイクのエンジンオイル選びは、エンジン性能や寿命に直結する大切な要素です。特にレブル250のような人気車種を大切に乗り続けたいライダーにとって、純正指定のHONDA ULTRA G2 SPORTS 10W-40の違いや選び方は気になるポイントでしょう。本記事では、旧品(08233-99961)と現行品(08233-99981)の違いを中心に、オイルフィルターの役割や選び方についても詳しく解説します。

HONDA ULTRA G2 SPORTSとは?

HONDA ULTRA G2は、空冷エンジンから水冷エンジンまで幅広く対応するホンダ純正のバイク用エンジンオイルです。粘度は10W-40で、JASO MA規格を取得しており、クラッチの滑り防止や安定した潤滑性能が特徴です。

とくにスポーツ走行や長距離ツーリング時に安定した性能を発揮することから、レブル250のようなツインエンジン車との相性も良好とされています。

旧品(08233-99961)と現行品(08233-99981)の違い

見た目はほぼ同じ2つのG2 SPORTSですが、違いは主に以下の点です。

  • API規格の更新:旧品はAPI SL、現行品はAPI SNまたはそれ以降へ対応。これにより清浄性能や酸化安定性が向上。
  • ベースオイルの見直し:現行品は合成油ベースがより高品質になり、耐熱性や潤滑性が改善されています。
  • 価格差:流通在庫によっては旧品の方が割安に手に入ることがあります。

つまり、同じG2ブランドでも現行品は性能がブラッシュアップされています。ですが、通常使用や街乗り主体であれば旧品でも大きな問題はありません。

どちらを選ぶべき?目的別の選び方

コストを重視するなら旧品性能・保護性重視なら現行品を選ぶのがおすすめです。

例えば週末ツーリングがメインのユーザーであれば旧品で十分対応できます。一方で、峠道や高速道路を多用する方、または年間走行距離が多い方は、現行品の方が安心して使えるでしょう。

オイルフィルターの役割と交換時期

オイルフィルターはエンジン内部を循環するオイルから金属粉や汚れを取り除くための装置です。いくらオイルを交換しても、フィルターが汚れていては効果が半減します。

レブル250では2回に1回のオイル交換でフィルターも同時に交換するのが推奨されています。とくに新車から1万km前後走った場合や、エンジン内部に摩耗が増えるときは交換必須です。

社外品としては、デイトナやキジマのフィルターが人気で、純正品と同等以上の性能を誇ります。

オイル交換とフィルター交換の手順

自分でメンテナンスをする場合の基本手順は以下の通りです。

  • エンジンを暖機し、オイルを温める
  • ドレンボルトを外し、オイルを抜く
  • フィルターをレンチで外す(フィルター交換時)
  • 新しいフィルターを取り付け、ドレンボルトを締める
  • 新しいオイルを入れて、規定量まで補充
  • エンジンを始動し、オイル漏れがないか確認

不安な方は、バイクショップやディーラーに依頼するのが確実です。

まとめ:旧品でもOKだが、より高性能を求めるなら現行品を

HONDA ULTRA G2 SPORTSの旧品(08233-99961)と現行品(08233-99981)は大きな違いはありませんが、長期的なエンジン保護や性能維持を考えるなら、現行品の方が安心です。

フィルターの併用交換を忘れずに行いながら、快適なレブル250ライフを楽しみましょう。

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