中古で購入した純正ダブルホーンが鳴らず、バッテリー直結で12Vが出ているのに音がしない…そんなお悩みを解決します。
ホーンが鳴らないときにまず確認すべき3つのポイント
ホーン故障の原因は主に以下の3パターンです。
- ホーン自体の故障(膜の接触不良や腐食)
- ヒューズ・リレー・クロックスプリングなどの電気系統の問題
- アース不良や配線の断線・劣化
このうち片側だけ鳴らない場合、ホーン本体または配線に原因があります。
実例①:ホーン単体の確認方法
ホーンをバッテリーに直接接続して鳴るか試すのが最短です。裏蓋のコネクタを外し、バッテリー+12Vとボディアースをクリップで接続してみましょう。
鳴れば回路以外は正常。鳴らなければホーン自体が故障の可能性が高いです。
実例②:配線やアースのチェック
ホーンが反応しない場合、ヒューズとリレーの状態を確認します。ヒューズ切れやリレー接点不良もよくあるトラブルです。
また、接続部の腐食によって通電不良が起きることもあります。レディットでも「接続部が緑青で通電しないケースが多い」と報告されています。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
実例③:片側だけ鳴らない場合の対処
片側だけ鳴らない時は、まず正常なホーンからジャンパー線で電源を供給してテストします。これにより「ホーン本体のみが原因なのか」「配線もしくはアースが原因なのか」切り分けができます。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
ホーン回路の電気概略とチェック手順
ホーン回路は「ヒューズ→リレー→ホーン→アース」の流れで構成されます。
以下の順番でチェックすると効率的です。
- ヒューズ切れの確認
- リレー動作確認(ボタン押下時にカチッと音がするか)
- リレー出力電圧チェック(ヒューズOKならバッテリーからホーンへの電圧をテスターで確認)
- ホーン単体チェック(バッテリー直結)
- アース導通確認(ホーン取付金具の鉄板で測定)
専門家も推奨する順序と注意ポイント
AutoZoneの記事によると、「電気配線・ヒューズ・リレー・ボタン・アース」全てを順番に調べることが成功への鍵とされています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
特にクロックスプリング(ステアリング内のスプリング部品)が故障すると、ホーンがまったく反応しなくなることもあるため注意が必要です。
まとめ:片側ホーン不良は“ホーン本体 or 配線”を中心に順に確認を
ダブルホーンの片方だけが鳴らない場合、まずはホーン本体を直結テスト。鳴るなら配線やアース、鳴らなければホーン交換へ。
リレーやヒューズを含めた回路全体を順に確認することで、原因特定が効率よくできます。
★★少しの工具とテスターで自分で治るかもしれません!ぜひ試してみてください。
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