高年式で過走行の中古ボルボのリスクと故障しやすい部品:10万キロ超えで気をつける点

中古車

高年式で過走行の中古ボルボはリスクが高いのか?

中古車市場では、高年式で過走行の車両は一般的に故障リスクが高まると言われています。特に、5年で10万キロを超えたボルボの車両に関しても、メンテナンスの状況や使用環境によってリスクが変わります。ボルボは耐久性が高く、しっかりと整備が行われていれば長く乗れる車ですが、それでも一定の注意が必要です。

過走行のボルボで壊れやすい部品は?

10万キロを超える車では、特定の部品が故障しやすくなります。特に以下の部品が注意点です。

  • エンジンマウント:10万キロを超えると、エンジンマウントが劣化し、エンジン振動が増えることがあります。交換費用は部品代と工賃を含めておよそ5〜10万円です。
  • サスペンション部品(ショックアブソーバー):過走行の車両では、サスペンションがへたり、乗り心地が悪くなることがあります。交換費用は前後合わせて10〜20万円程度です。
  • ブレーキパッド・ローター:頻繁に使用される部品であり、10万キロを超えたあたりで交換が必要になる場合があります。交換費用は4〜8万円です。
  • タイミングベルト:ボルボ車種の多くでは、タイミングベルトの交換が10万キロを目安に推奨されています。交換を怠るとエンジンに重大なダメージが生じる可能性があるため、注意が必要です。交換費用は8〜15万円程度です。
  • ウォーターポンプ:タイミングベルトと同時に交換することが一般的です。交換費用は部品代込みで約2〜5万円です。

リスクを軽減するための対策

過走行のボルボを購入する際には、購入前にしっかりと整備記録を確認し、メンテナンスがきちんと行われているかどうかを確認することが重要です。また、購入後も定期的なメンテナンスを続けることで、大きな故障を未然に防ぐことができます。

まとめ

5年で10万キロを超えた高年式のボルボでも、メンテナンスが適切に行われていれば信頼性は高いです。しかし、エンジンマウント、サスペンション、ブレーキなど、特定の部品には注意が必要です。購入前にしっかりと整備状況を確認し、定期的なメンテナンスを行うことで、リスクを最小限に抑えましょう。

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