中古バイク購入時に参考になる「グーバイク鑑定書」には、エンジンの状態に関する評価が含まれており、中には「排気異音あり」と明記された車両もあります。今回は、評価★4かつエンジン異音ありとされたバイクについて、購入すべきかどうかを見極めるポイントを解説します。
グーバイク鑑定書とは?バイク選びの新たな基準
グーバイク鑑定書は、第三者のプロ鑑定士による査定を受けた中古バイクに付属する信頼性の高い評価書です。エンジンや外装、フレーム、足回りなどが5段階で評価されます。
エンジン評価が★4とは、あくまで「通常使用において大きな支障はない」ことを意味しており、極端な故障や致命的ダメージはないと判断されている状態です。
エンジン異音ありとは?その実態と可能性
「エンジン・排気異音あり」と記載される内容には幅があり、以下のようなケースが考えられます。
- マフラーや排気管の接合部がわずかにズレている(走行に支障なし)
- 社外マフラーやエアクリーナーの影響による音の違和感
- エンジン内部の軽度な打音や経年劣化音(すぐに故障にはつながらない)
つまり、異音ありでも即故障というわけではなく、「音が気になる可能性がある」程度にとどまるケースもあります。
評価★4+異音あり=買っても大丈夫?
結論としては、「評価★4で異音あり」は必ずしも購入を避けるべき車両ではありません。大切なのは、次の点を実際に確認・検討することです。
- 実車で異音の内容を確認(アイドリング時・加速時など)
- 販売店へ「異音の具体的内容」を聞く
- 保証や返品対応の有無を確認
また、音の原因がわかれば整備費用を見積もって交渉材料にもなります。軽微な異音であれば、評価★4の車両はコスパに優れる可能性もあります。
購入前に気をつけたいポイント
中古バイクの購入において、異音の有無以外にも重要なチェック項目があります。
- 整備記録の有無:定期的にメンテナンスされているか
- カスタム歴:異音の原因がカスタムにあることも
- 保証付き販売:万が一の故障時も安心
価格が安い理由を見極めたうえで、納得して購入できるかが最も重要です。
実例:異音ありのバイクを購入した人の声
30代男性の例:「評価★4の排気異音ありバイクを購入。実際は社外マフラーの音質の問題で、走行性能に問題なし。価格が安かった分、整備費用に回せて結果的にお得だった。」
一方、別の事例では「アイドリング時の金属音が徐々に悪化し、結局修理費がかかった」というパターンもあります。
まとめ:異音ありでも冷静な判断でバイク選びを
グーバイクの評価★4で「異音あり」とされている中古バイクは、走行性能に致命的な影響があるわけではありません。ただし、購入前に実際の音の確認や販売店への質問をしっかり行うことが重要です。
適切な情報をもとに判断すれば、「異音あり」のバイクでもコスパの良い1台になる可能性があります。まずは店舗に問い合わせて、現車確認を行いましょう。
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