メルセデスベンツV177（Aクラスセダン）にお乗りの方の中には、アンサーバック（施錠・解錠時の音）が大きくて気になるという声も少なくありません。特に深夜や静かな住宅街では「もう少し音が控えめなら…」と感じる場面もあるでしょう。今回はV177のアンサーバック音を小さくする方法や対策をわかりやすく解説します。
アンサーバック音とは？どこから鳴っているのか
アンサーバック音とは、ドアの施錠・解錠時に「ピッ」という電子音またはクラクション音で作動確認を知らせる機能です。V177では通常、ホーンではなく専用スピーカーから電子音が鳴る構造となっています。
この音はセキュリティ上重要な役割も果たしていますが、人によっては大きすぎると感じる場合もあります。特に純正のアンサーバック音は消音・調整機能が限定的である点が注意です。
V177で音量を調整・変更できる方法
V177では、標準装備の設定からはアンサーバック音量の調整はできません。音を小さくする、または完全に消音したい場合には以下の方法があります。
- コーディングによる設定変更：ディーラーでは非対応。専用ツール（例：OBDツール）とPCソフト（例：DTS Monacoなど）でのカスタムが必要。
- 外部ショップに依頼：ベンツ専門のカスタムショップなどでは、コーディングサービスにてアンサーバック音を調整、または無効にすることが可能です。
注意点として、コーディングには技術知識と専用機材が必要なため、初心者の自己作業はおすすめできません。プロに依頼するのが安全です。
アンサーバック音を小さくする以外の選択肢
どうしても音量調整が難しい場合は、アンサーバック音を完全にオフにしてLEDの点滅など別の視覚的フィードバックに頼るという方法もあります。
また一部のアフターパーツ（サイレントモード対応アンサーバックユニットなど）を装着することで、音量を抑えたり、鳴動回数を変更することが可能な場合もあります。
実際に調整したオーナーの事例
あるV177オーナーは、コーディング業者に依頼して「解錠時は音なし、施錠時は1回だけ控えめな音」に設定変更したとのこと。夜間の帰宅時にも気兼ねなく操作できるようになったと満足されています。
他の例では、アンサーバックそのものをカットして、室内のメーターディスプレイの表示で解錠・施錠を確認するスタイルに変更した方もいます。
注意点：保証とディーラー対応
コーディングは便利な反面、正規ディーラー保証の対象外になる可能性があります。また、ディーラーによってはカスタム内容の上書きを行う場合もあるため、作業前にしっかり説明を受けましょう。
純正機能のままでは対応が難しい場合が多いため、信頼できる専門店に相談するのが最善です。
まとめ：静かなアンサーバック環境を実現するには
メルセデスベンツV177のアンサーバック音が気になる場合、コーディングやアフターパーツでの調整が有効な手段です。音を完全に消す、もしくは回数・音質を変更するなど、自分の生活環境に合った対応が可能になります。
一方で、作業には専門的な知識と注意が必要なので、自身で無理に操作せず、プロに相談することをおすすめします。快適なカーライフのためにも、気になる音の問題は早めに対処しておきましょう。
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