レクサスESのような静粛性の高い車では、普段は気にならない小さな異音でも目立って感じることがあります。特にリアドア付近から発生するパキパキ、カチカチといった音は、ウェザーストリップだけでなく、内装パネルや木目加飾部分、温度や湿度による素材の伸縮など、複数の原因が考えられます。この記事では、レクサスESでリアドア周辺の異音が発生する原因や確認方法、対策について詳しく解説します。
レクサスESのリアドアからパキパキ音が出る主な原因
走行中にリアドア付近から聞こえるパキパキ音は、ドア内部の部品同士がわずかに動くことで発生するケースがあります。特にレクサスESは遮音性が高いため、一般的な車では気にならない程度の音でも車内では大きく感じることがあります。
代表的な原因としては、ドア内張りの接触、クリップ部分の微細な動き、ウェザーストリップとボディの摩擦、木目パネルなど異なる素材同士の伸縮などが挙げられます。
また、質問のように雨の日に音が少なく感じる場合は、湿気によってゴムや樹脂部分の滑り具合が変化している可能性もあります。
本杢目パネルや内装部品が原因になることはあるのか
レクサスESのバージョンLでは、高級感を重視した本杢目パネルが採用されています。本物の木材を使用した内装部品は、樹脂パネルとは異なり、温度や湿度の変化によってわずかに膨張や収縮をします。
そのため、木目パネル周辺の固定部分や隣接する樹脂パーツとの接触によって、走行中にパキパキという音が発生することがあります。
特に冬場の低温時や、朝晩と日中で気温差が大きい時期は素材の変化が出やすく、異音が発生しやすい傾向があります。
前車のレクサスISでは本杢目がなかったという点から考えると、内装素材の違いによる影響も原因候補のひとつとして考えられます。
ウェザーストリップにシリコンスプレーを使っても改善しない場合
ドア周辺の異音対策としてウェザーストリップへのシリコン系潤滑剤の使用は一般的な方法ですが、改善しない場合は原因がゴム以外にある可能性があります。
例えば、ドア内張り内部のクリップ、リアドアシェード周辺の固定部分、ドアロック周辺、パネル同士の接触などは、外側から潤滑しても改善できません。
また、シリコンスプレーを使用する場合は、ゴム表面の保護目的の商品を選び、内装部分や塗装面へ付着しないよう注意することも大切です。
リアドア異音を確認するためのチェック方法
異音の原因を特定するには、音が発生する条件を確認することが重要です。例えば、道路の段差を越えた時だけ鳴るのか、一定速度で走行中に鳴るのかによって原因が変わります。
具体的には以下のような確認方法があります。
- リアドアの内張りを軽く押して音が変化するか確認する
- リアドアシェードを収納した状態と使用状態で比較する
- 気温が低い日と暖かい日で発生頻度を比較する
- 助手席や後席に人を乗せて音の位置を確認する
例えば、段差を通過した瞬間だけ音が出る場合は内張りやクリップ類、走行中に連続して音がする場合は摩擦による異音の可能性が高くなります。
レクサスディーラーで相談する場合のポイント
レクサスESは高級車であり、異音対策についてもディーラーで相談する価値があります。特に保証期間内であれば、気になる症状として点検を依頼できます。
ただし、異音は発生条件によって再現しにくいことがあります。そのため、ディーラーへ相談する際は、発生する温度、天候、道路状況、音が聞こえる場所などを具体的に伝えると原因特定につながりやすくなります。
スマートフォンで音を録音したり、助手席や後席に同乗してもらって確認してもらう方法も有効です。
自分でできるレクサスESの異音対策
軽微な異音であれば、内装の接触部分にフェルトテープや薄いクッション材を使用することで改善する場合があります。
例えば、内装パネル同士が接触している場所では、見えない部分に薄いフェルトを貼ることで摩擦音を抑えられることがあります。
ただし、レクサスESのような高級車では内装の分解時に傷やクリップ破損のリスクもあるため、無理に作業せず専門店やディーラーへ相談することも選択肢になります。
まとめ|レクサスESのリアドア異音は素材や内装部品の確認が重要
レクサスESのリアドアから発生するパキパキ音は、ウェザーストリップだけでなく、本杢目パネル、内装クリップ、樹脂部品同士の接触など複数の原因が考えられます。
特にバージョンLのような本杢目を採用したグレードでは、温度や湿度による素材の変化が異音につながることがあります。
まずは音が発生する条件を確認し、自分でできる簡単な対策を試したうえで、改善しない場合はレクサスディーラーへ相談すると安心です。静粛性の高い車だからこそ気になる小さな音も、原因を切り分けることで解決できる可能性があります。


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