原付スクーターのフロントショックメンテナンスに必要なラバーグリスの使用量と選び方

車検、メンテナンス

原付スクーターのフロントショックをメンテナンスし、スプリングとゴムダンパーにラバーグリスを塗布することで、耐久性を向上させたり、異音を軽減させたりすることが可能です。この記事では、ラバーグリスの適切な使用量や選び方について解説します。

1. フロントショックにラバーグリスを使用する目的

ラバーグリスは、ゴム部品の摩耗を抑え、劣化を防ぐために使用されます。特にフロントショックのゴムダンパーに塗布することで、振動吸収性が向上し、走行時の快適さを保つ効果があります。また、メンテナンス時に適切にグリスを塗ることで、長期間の使用に耐えうるコンディションを維持できます。

2. 必要なラバーグリスの使用量

フロントショックのスプリングとゴムダンパーに使用するラバーグリスの量は、一般的には10〜20g程度で十分です。過度に塗布すると、ホコリが付着しやすくなるため、薄く均一に塗るのが理想的です。少量でも効果が持続するため、グリスは控えめに使用することをおすすめします。

ラバーグリスは通常、チューブや小さな缶に入って販売されており、10g〜50gの小分けタイプであれば使い切りやすく、メンテナンスにも便利です。

3. ラバーグリスの選び方

ラバーグリスにはさまざまな種類があり、特にシリコングリスがゴム部品には適しています。シリコンタイプのラバーグリスは、ゴムとの相性が良く、劣化を防ぎやすい特徴があります。また、耐熱性や耐水性も高いため、雨天時や温度変化にも耐えることができます。

購入時には「ラバーグリス」や「シリコングリス」と明記されているものを選びましょう。信頼できるメーカーの製品を選ぶことで、より安心して使用できます。

4. グリスの塗布方法

ラバーグリスを塗布する際は、フロントショックを外し、スプリングとゴムダンパーの表面をよく清掃してから塗ることが重要です。清掃後、少量のラバーグリスを指やブラシを使って均一に広げます。塗りすぎると逆効果になることもあるため、薄く伸ばすように注意しましょう。

また、作業中に他の部品にグリスが付着しないよう、布で周囲を覆うなどの対策をとると、余計な手間を省くことができます。

まとめ

原付スクーターのフロントショックメンテナンスで使用するラバーグリスは、10〜20g程度で十分です。シリコンタイプのラバーグリスを選び、均一に薄く塗布することで、部品の劣化を防ぎ、快適な走行を維持できます。メンテナンスに適したグリスを用意し、丁寧に塗布することで、愛車の状態を良好に保ちましょう。

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