モタード(スーパーモタード)は、オフロードバイクにオンロードタイヤを装着したようなスタイルが特徴のバイクジャンルです。125ccクラスは維持費が安く、取り回しも楽なため、初心者にも人気があります。この記事では、初めてのモタード選びに役立つ情報とおすすめモデルを紹介します。
モタードバイクとは?その特徴と魅力
モタードは元々、オフロードバイクをベースに舗装路でのスポーツ走行性能を高めたジャンルです。タイヤは17インチのオンロードタイヤ、サスペンションはストロークが長め、ポジションはアップライトで操作しやすい設計になっています。
街乗りはもちろん、ワインディングや通学・通勤にも適しており、125ccクラスでは気軽に楽しめるのも魅力の一つです。
初心者が125ccモタードを選ぶときのポイント
- シート高:足つき性が良いと安心感がある
- 重量:軽量なモデルのほうが取り回ししやすい
- 価格帯:中古市場も視野に入れれば手が届きやすい
- カスタム性:パーツが豊富だと長く楽しめる
また、街乗り中心であれば燃費やメンテナンス性も重要な要素になります。
初心者におすすめの125ccモタードバイク5選
1. ホンダ CRF125F(モタード仕様にカスタム)
CRF125Fは本来オフロードモデルですが、ホイールを17インチに変更しオンロードタイヤを履かせれば、軽快なモタードとして楽しめます。信頼性の高いエンジンと扱いやすさが魅力。
2. スズキ DR-Z125SM(中古での流通)
スズキの名作モタード。すでに生産終了ですが、完成度の高さとパーツ供給の安定性から根強い人気があります。フルサイズのシャーシに軽快なエンジンが組み合わさっています。
3. カワサキ KLX125(モタード仕様に変更可能)
KLX125もオフ寄りですが、モタード化することで非常にバランスの良い一台になります。燃費の良さとメンテのしやすさで初心者からの評価が高いです。
4. KTM 125 DUKE
正確にはモタードではありませんが、軽量・コンパクト・高出力な125ccロードスポーツとしてモタード的な乗り味も楽しめます。スタイリッシュな外観も人気の理由です。
5. ヤマハ WR125X(中古車中心)
ヨーロッパ仕様の本格モタード。WR125Xは現在新車での入手は難しいですが、中古市場では高い人気を誇ります。剛性の高いフレームと走行性能が魅力。
125ccモタードの維持費と保険について
125cc以下のバイクは「原付二種」に分類され、自動車税や自賠責保険も軽めです。また、高速道路には乗れませんが、日常の移動には十分なパワーがあります。
燃費もリッター40km前後のモデルが多く、年間維持費も抑えやすいのが初心者にとって安心できるポイントです。
注意したい点とメンテナンスの基本
モタードは前後サスのストロークが長く、ブレーキも強めに効くため、慣れないうちは急ブレーキに注意が必要です。街乗りでもバイクとの一体感を意識した操作を心がけましょう。
また、チェーンの張りやオイル交換など、基本的な日常メンテナンスを定期的に行うことが安全と快適さにつながります。
まとめ|自分に合ったモタードでバイクライフを始めよう
モタード125ccは、初心者でも扱いやすく、カスタムや走りの楽しさも味わえるジャンルです。「シート高」「軽さ」「信頼性」をチェックして、自分に合ったモデルを選びましょう。
新車だけでなく、中古車やカスタムベース車も選択肢に入れれば、きっとお気に入りの一台が見つかるはずです。最初のバイクは特別な存在。だからこそ、納得いくまで調べて選びましょう。
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