リアウィンドウに点滅する赤い光の正体とは?後付け装置や誤認されやすい事例を解説

カスタマイズ

車を運転中、前方の車両のリアウィンドウ付近に不規則に点滅する赤い光を見かけた経験はありませんか?とくに近年では、ライズやアクアといったトヨタ車で見られる事例が増え、SNSやQ&Aサイトでも話題になっています。この記事では、その謎の赤い光の正体や目的、後続車への影響などを詳しく解説します。

リアウィンドウに点滅する赤い光の正体

多くの場合、この光の正体は「セキュリティLED」もしくは「後付けの車内イルミネーション装置」です。これらは主に防犯目的で設置され、車両がロックされている間などに点滅することで盗難抑止の効果を狙います。

市販品の中には明るく点滅するタイプや、走行中も動作するよう設定できる商品も存在し、夜間や暗所では後続車から特に目立ちます。トヨタ純正やディーラーオプションではなく、カー用品店や通販で購入できる汎用品が多いです。

ブレーキランプとの誤認に注意

リアウィンドウの中央上部にある赤い点滅は、一見するとブレーキランプと誤認されやすく、特に第三のハイマウントストップランプと重なる位置に設置された場合、注意が必要です。

誤認により後続車が必要以上に減速するなど、交通の流れに影響するリスクもあるため、車検や整備の際には取り付け位置や点灯条件を見直すのが望ましいです。

不規則な点灯は故障か設定ミスの可能性

通常、セキュリティLEDは規則的に点滅しますが、不規則に点灯したり消えたりする場合は、取り付けミスや配線不良、あるいは設定ミスが考えられます。

特に配線を車内の常時電源に接続している場合、エンジン停止中や走行中に関係なく点灯する場合もあり、意図せず「ずっと点滅し続ける」現象が起きることもあります。

後続車から見たときの心理的影響

点滅が明るく視認性が高い場合、夜間走行中のドライバーにとっては不快・不安に感じることがあります。特に規則性のない点灯や頻度が高いものは「注意喚起装置」や「緊急車両」と誤認するケースも報告されています。

そのため、後続車に配慮した装置の選定や使用方法が必要とされます。実際に不快に感じた場合は、安全な距離を保ち、急な追越しなどの無理な運転は避けましょう。

法的な問題は?

セキュリティLEDそのものは違法ではありませんが、点滅条件や明るさ、色によっては保安基準に抵触する場合があります。とくに“赤色で走行中も点滅し続ける”ものは、第三者に誤解を与える恐れがあり、検査官によっては指摘されることもあります。

取り付ける際は、専門店での施工や事前の車検基準の確認をおすすめします。

まとめ

リアウィンドウ付近で点滅する赤い光の正体は、主に防犯目的のセキュリティLEDや車内イルミネーションです。走行中に点滅している場合は設定ミスや後付け装置の仕様によるもので、車両トラブルや違法装置ではないケースが大半です。

しかし、後続車への視認性や心理的影響を考えると、目立ちすぎる点滅は配慮が求められます。もし自車に取り付ける場合は、使用環境や基準に合った製品選びが重要です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました