サーキット走行やスポーツライディングを楽しむライダーの中には、革パンツにバンクセンサー(ニーセンサー・スライダー)を後付けしたいと考える方も少なくありません。もともと装着されていないレザーパンツでも、適切な方法で加工すればバンクセンサーを取り付けることが可能です。ただし安全性や耐久性に関わるため、正しい方法を理解しておくことが重要です。
バンクセンサーとは何か
バンクセンサーとは、膝部分に取り付ける樹脂製のパーツで、深いバンク角になった際に路面へ接触してライダーへ情報を伝える役割があります。
一般的には「ニースライダー」と呼ばれることも多く、サーキット走行用レーシングスーツには標準装備されていることがあります。
- 膝の接地感覚を把握しやすくなる
- 革パンツ本体の摩耗を防ぐ
- ライディングフォームの確認に役立つ
後付けに必要なパーツ
革パンツへ後付けする場合は、スライダー本体だけでなく固定用の面ファスナー(ベルクロ)が必要です。
| パーツ | 用途 |
|---|---|
| ニースライダー本体 | 路面接触部 |
| 縫製用ベルクロ | パンツ側へ固定 |
| 強力接着剤 | 仮固定用 |
| 革用ミシンまたは革専門店 | 縫い付け作業 |
市販のニースライダーは多くがベルクロ固定方式となっています。
一般的な取り付け方法
最も確実なのは革製品の補修業者やレーシングスーツ専門店へ依頼する方法です。
DIYで行う場合は膝部分へベルクロを縫い付け、その上にニースライダーを装着します。
- ライディング姿勢で膝の接地位置を確認
- ベルクロ位置をマーキング
- 革用接着剤で仮固定
- 革用ミシンで縫製
- ニースライダーを貼り付ける
接着剤だけでは走行中に剥がれる可能性があるため、縫製が推奨されます。
DIY加工で注意したいポイント
膝の位置がずれると実際のライディング時にスライダーが機能しません。
特に街乗り用レザーパンツはサーキット用レーシングスーツと形状が異なるため、着用姿勢で位置決めを行うことが重要です。
誤った位置に取り付けると膝ではなく革そのものが接地し、パンツを傷める原因になります。
専門店へ依頼するメリット
革製品の補修業者やレーシングスーツリペア専門店では、既存の革パンツへベルクロ追加加工を行っている場合があります。
費用は数千円から1万円程度が目安ですが、仕上がりや耐久性を考えると十分に検討する価値があります。
特にサーキット走行を行う場合は、安全面からも専門業者への依頼が安心です。
まとめ
革パンツへのバンクセンサー後付けは、ニースライダーとベルクロを使用することで可能です。ただし接着だけでは耐久性に不安があるため、縫製による固定が基本となります。位置決めが重要なため、ライディング姿勢を考慮して加工し、不安がある場合は革製品やレーシングスーツの専門店へ依頼するのがおすすめです。


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