バイクのミラーステーにカメラクランプを確実に固定するための素材と工夫

カスタマイズ

アクションカメラをバイクに取り付ける際、特に細いステーや不規則な太さのバーへの固定は悩みの種です。この記事では、Insta360などのクランプをバイクのミラーステーに安定して取り付けるための素材や方法について、具体的な実例とともに解説します。

不安定なステーへのクランプ固定で起こる問題

バイクのミラーステーは、太さが均一でないことも多く、カメラクランプをそのまま取り付けると滑る・ズレる・回るといった問題が発生します。これは、クランプとの接地面積が少なかったり、材質の相性が悪かったりするためです。

特に高画質の360度カメラで映像を撮る場合、少しのブレでも映像に大きな影響を与えるため、安定した取り付けは非常に重要です。

ゴムシートは定番の解決策

スペーサーとして最もよく使われるのが、薄手のゴムシートです。厚さ0.5〜2mm程度のエチレンプロピレンゴム(EPDM)やネオプレーンなどが効果的で、ホームセンターや100円ショップでも入手可能です。

ゴムシートは、滑り止め効果があり、振動の吸収性にも優れるため、カメラの映像の安定化にも貢献します。また、ステーの曲面にも柔軟にフィットします。

ゴム以外のおすすめ素材と代替案

  • シリコンパッド:滑りにくく、柔軟性があり、洗って再利用も可能
  • ビニールテープ:応急処置として使え、太さの微調整にも適している
  • マウスパッドをカット:裏面の滑り止め素材が活用できる
  • ゴムチューブを裂いて巻く:山用やバイクチューブの再利用

これらは、特別な工具がなくても自作でき、コストも抑えられるメリットがあります。

取り付け時の注意点と工夫

素材を使って厚みを調整する際は、左右均等に挟むことでクランプのズレを防げます。また、クランプ自体に滑り止め加工がない場合は、素材の表面に滑り止めシートや滑り止めテープを貼るのも有効です。

さらに、バイクの走行中の振動に備えて、走行前に固定具の緩みチェックを行いましょう。長距離走行時は特にネジの緩みに注意が必要です。

おすすめの市販製品とその使い方

市販の「ゴムスペーサー付きクランプ」や「ミラーマウントアダプター」は、ステーの太さに合わせて設計されており、簡単に取り付けできます。Insta360やGoProなど専用マウントも進化しており、純正や信頼できるサードパーティ製の選択肢も豊富です。

たとえば、UlanziやRAMマウントは、バイク用途に特化した設計で、固定力と耐久性に優れています。

まとめ:安定した取り付けは撮影クオリティを左右する

バイクにカメラを取り付ける際には、固定力だけでなく、振動対策も視野に入れた素材選びと工夫が重要です。薄いゴムシートは手軽で効果的ですが、シリコンパッドや滑り止め素材を組み合わせることで、より安定した撮影が可能になります。

「カッチリ固定できない」と感じたときこそ、素材と工夫で一歩踏み込んだ取り付けを試してみましょう。

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