フロントライトに装着するイカリングは、車の見た目を大きく変えられる人気のカスタムパーツです。しかし、実際に取り付ける場合に気になるのが車検への対応です。特に古い年式の車では、装着方法や点灯状態によって車検の判断が変わる場合があります。この記事では、ヘッドライト周辺にイカリングを取り付ける際の車検基準や注意点、実際の対応方法について詳しく解説します。
イカリングを車幅灯として使用する場合の基本的な考え方
イカリングをフロントライトに取り付ける場合、多くの人はポジションランプ(車幅灯)として使用することを考えます。車幅灯として認められるためには、道路運送車両法の保安基準に適合している必要があります。
車幅灯は、単に光れば良いというものではなく、光の色、明るさ、取り付け位置、左右対称性などが確認されます。イカリングを装着している車でも、条件を満たしていれば車検に合格する可能性があります。
ただし、検査時の判断は装着状態や検査員によって異なる場合があるため、事前に確認しておくことが重要です。
古い年式の車はイカリング4灯でも認められる場合がある
質問にあるような平成12年登録の車の場合、現在の車とは異なる保安基準が適用される部分があります。そのため、車幅灯の個数についても年式によって取り扱いが変わります。
一般的に新しい車では車幅灯の数や配置に制限がありますが、一定の年式以前の車では追加の灯火類が認められる場合があります。そのため、古い車だから必ずイカリングが違反になるというわけではありません。
例えば、左右のヘッドライト内にイカリングを装着し、左右対称で白色に点灯するように加工した場合、条件を満たす可能性があります。ただし、光量や取り付け位置の確認は必要です。
イカリングが車検で確認される主なポイント
イカリングを車幅灯として使用する場合、主に以下のような点が確認されます。
| 確認項目 | 注意点 |
|---|---|
| 色 | 基本的には白色系であることが求められます。 |
| 明るさ | 明るすぎる場合は基準不適合になる可能性があります。 |
| 左右対称 | 左右のランプが同じ位置・状態で点灯する必要があります。 |
| 取り付け位置 | 車幅灯として認められる位置にあることが必要です。 |
特に注意したいのが明るさです。見た目を重視して高輝度LEDタイプを選ぶと、車幅灯としては明るすぎると判断される場合があります。
また、青色や紫色などの派手なカラーのイカリングは、ドレスアップ目的では人気がありますが、車幅灯として使用すると保安基準に適合しない可能性があります。
車検時にイカリングを付けたまま受ける人と外す人の違い
イカリング装着車の車検対応方法は、大きく分けると「装着したまま検査を受ける方法」と「車検前に取り外す方法」の2種類があります。
保安基準を満たすように専門店で加工した車の場合、そのまま車検を通しているケースもあります。一方で、社外品を後付けしただけの場合は、検査時の指摘を避けるために一時的に配線を外したり、純正状態に戻したりする人もいます。
例えば、スイッチで任意に点灯できる仕様にしている場合、車検時には点灯しない状態にすることで問題を避けるケースがあります。ただし、検査時に装着状態そのものを確認される場合もあります。
イカリングを取り付ける際に失敗しないための注意点
イカリング加工では、ヘッドライト内部を開けて取り付ける作業が必要になる場合があります。その場合、防水処理が不十分だとライト内部に水滴が入り、曇りや故障の原因になります。
また、配線処理も重要です。適切なヒューズやリレーを使用せずに接続すると、ショートや電装トラブルにつながる可能性があります。
見た目だけではなく、安全性や車検対応まで考えるなら、車種に詳しいショップへ相談することも有効です。
まとめ
フロントライトのイカリングは、条件を満たして取り付ければ車幅灯として認められる可能性があります。しかし、年式、取り付け位置、明るさ、色、左右対称性など複数の条件を確認する必要があります。
特に平成12年登録などの旧年式車では、現在の車とは異なる基準が適用される場合がありますが、必ず車検に通るとは限りません。
イカリングを取り付ける際は、単なるドレスアップではなく保安基準を意識し、車検時に問題にならない仕様へ加工することが大切です。安心して乗り続けるためにも、取り付け前に車検を受ける整備工場や専門店へ確認するとよいでしょう。


コメント