ランドクルーザー77のような旧型車にディスプレイオーディオを取り付ける場合、電源やスピーカー配線だけでなくアースの取り方も重要になります。特に24V車では、12V車とは異なる電源構成になっているため、純正オーディオ周辺の配線を確認しながら作業する必要があります。
この記事では、ハーネス側とディスプレイオーディオ側の両方にアース線がある場合の接続方法や、ボディアースを取る場合の注意点について詳しく解説します。
ディスプレイオーディオ取り付け時のアースの基本的な考え方
カーオーディオのアース線は、電装品で使用した電気を車体側へ戻すための重要な配線です。通常は車両の金属部分(ボディ)へ確実に接続することで、安定した動作が可能になります。
社外ディスプレイオーディオを取り付ける場合、車両側ハーネスにもアース線があり、本体側にもアース線があるケースがあります。この場合、基本的には両方を同じボディアースポイントへ接続して問題ありません。
例えばハーネス側のアース線を車体金属部分へ固定し、ディスプレイオーディオ本体側のアース線も同じ場所へ固定する方法が一般的です。
アース線同士を接続する方法でも問題ないのか
ハーネス側とディスプレイオーディオ側のアース線をギボシ端子などで接続し、片方だけをボディへ落とす方法も電気的には成立します。
ただし、カーオーディオの取り付けでは、アースはできるだけ短く、確実な金属部分へ接続することが推奨されます。そのため、両方のアース線をまとめてボディへ接続する方法の方がトラブルを防ぎやすい場合があります。
具体的には、2本のアース線を1本にまとめる分岐端子を使用したり、同じボルト部分に共締めしたりする方法があります。ただし、塗装された部分では電気が流れにくいため、端子が接触する部分は金属面を確保することが大切です。
ランドクルーザー77(24V車)で注意したいポイント
ランドクルーザー77のような24V仕様車では、車両全体が24Vで動作している場合があります。一方で、純正オーディオ周辺には12Vが供給されている場合があり、その理由としてデコデコ(DC-DCコンバーター)が使用されている可能性があります。
社外ディスプレイオーディオを取り付ける場合は、必ず本体の対応電圧を確認してください。12V専用品を24Vラインへ直接接続すると、故障や発熱の原因になります。
例えば純正オーディオへ12Vが来ている場合でも、その電源が車両側で変換された12Vなのか、追加された変換器から来ているのかを確認してから配線することが重要です。
アース不良で起こりやすいトラブル
アースの接続が不十分だと、ディスプレイオーディオが正常に動作しない場合があります。代表的な症状として、電源が入らない、音にノイズが入る、タッチ操作が不安定になるなどがあります。
特に古い車両では、取り付け部分のサビや汚れによってアース不良が起きることがあります。端子を固定する場所は、しっかりと導通する金属部分を選ぶ必要があります。
取り付け後に不具合が出た場合は、電源線だけでなくアースポイントの確認を行うことで改善するケースもあります。
安全に取り付けるための確認手順
ディスプレイオーディオを取り付ける前には、まず純正配線の電圧確認を行うことが大切です。テスターを使用して、電源線が12Vなのか24Vなのかを確認してから接続しましょう。
また、アース線は見た目だけで判断せず、確実に車体金属部分へ固定されているか確認してください。端子が付いていても、固定場所が塗装面の場合は十分な導通が得られないことがあります。
旧車の場合は配線状態が車両ごとに異なることもあるため、不安な場合は電装専門店へ相談することで安全に取り付けできます。
まとめ|アースは両方とも確実なボディアースがおすすめ
ランドクルーザー77にディスプレイオーディオを取り付ける際、ハーネス側と本体側の両方にアース線がある場合は、どちらも確実なボディアースへ接続する方法が基本です。
アース線同士を接続してから1本をボディへ落とす方法もありますが、接触不良を防ぐためには、しっかりした金属部分へ固定することが重要です。
また、24V車で12V機器を使用する場合は、電源電圧の確認が最優先です。アースだけでなく電源側の確認も行い、安全にディスプレイオーディオ取り付け作業を進めることが大切です。


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