車高調やキャンバーボルトを使用している場合、アライメント調整で左右のキャンバー角の差を最小限にすることは、乗り心地やタイヤの摩耗を均等にするために非常に重要です。この記事では、70カムリを例に、左右差をなくすための組み方や車高調取り付け時のポイントについて解説します。
左右キャンバー差を最小化する基本の考え方
左右のキャンバー角は、取り付け精度や車体の歪み、ピロボルトやアームの微調整で差が生まれます。
キャンバーボルトを使用する場合、片側を基準に設定し、もう片側をその値に合わせながら調整することが基本です。
また、取り付け前にサスペンションの各部にガタや緩みがないか確認することで、調整精度を上げられます。
車高調取り付け時のコツ
非調整式ピロ車高調の場合、車高を合わせた後にアッパーマウントのボルトを締める際の順序が重要です。
ボンネット側のピロアッパーボルトは、ナットを軽く締めた状態で一度エンジン側に軽く押し込み、取り付け位置を自然に合わせると左右差を抑えやすくなります。
3点のアッパーマウントを均等に締めることで、取り付け時のストレスによる左右差を最小化できます。
組み方の工夫
左右差をなくすためには、以下の手順を意識すると良いです。
- 取り付け前にアームやブッシュの状態を確認してガタを除去
- 車高を左右同じ高さに仮組み
- キャンバーボルトを片側基準で仮締め
- 反対側を測定器で合わせながら微調整
- アッパーマウントのボルトを順番に本締め
この手順を守ることで、左右キャンバー差を最小限にできます。
アライメント調整後の確認
取り付けと仮締めが終わったら、必ず四輪アライメント測定器でキャンバー角をチェックします。
左右差が目標値内に収まっているか確認し、必要であれば微調整を行います。
また、走行後に再度測定すると、バネやブッシュの沈み込みによる変化を補正できます。
まとめ
70カムリで非調整式ピロ車高調とキャンバーボルトを使用する場合、左右キャンバー差をなくすには取り付け順序や仮締めの段階での工夫が重要です。アッパーボルトの位置合わせや仮締め、左右基準の調整を行い、最後にアライメント測定で確認することで、左右差を最小限に抑えられます。走行後の再確認も忘れずに行いましょう。


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