オーレック草刈機SP803の前進・後退不具合と刈り取り高さ調整方法

車検、メンテナンス

オーレック草刈機SP803を使用していると、突然前進や後退ができなくなることがあります。また、刈り取り高さが意図せず変更されることもあります。これらの問題は、変速機やワイヤー調整に関連している可能性があります。この記事では、これらの問題の原因と解決方法、調整方法について詳しく解説します。

オーレック草刈機SP803の前進・後退が突然効かなくなる原因

前進や後退が突然効かなくなる原因は、いくつかの要因が考えられます。まず、変速機に関する問題です。SP803は「前進↔︎後退」と「1↔︎N↔︎2」の3箇所でギア操作を行うため、どれかの部分が故障していると、前進や後退ができなくなります。

特に「1↔︎N↔︎2」のギアの部分に問題がある場合、レバーを操作しても変速がスムーズに行われないことがあります。この場合、ワイヤーの調整が必要となることが多いため、ワイヤーの張り具合や動きに問題がないかを確認しましょう。

変速機のワイヤー調整方法

前進や後退が効かない場合、まずは「1↔︎N↔︎2」の変速レバーが正常に動作しているかを確認します。レバーを動かすと「ガガッ、ガチャッ」といった音がすることが正常ですが、この音がしない場合はワイヤーの張りが不十分か、ワイヤー自体が摩耗している可能性があります。

調整方法としては、まずワイヤーの取り付け部分を確認し、緩みがないか、摩耗している部分がないかをチェックします。その後、調整ネジを使ってワイヤーの張り具合を調整します。これにより、変速機がスムーズに動作するようになります。

刈り取り高さが変わる原因とその対策

刈り取り中に高さが勝手に変わる場合、刈り取り高さを設定する部品の不具合や、操作ミスが原因であることが考えられます。特に、刈り取り高さが「1」になっているということは、刈り取り高さの設定がロックされていないか、操作中に設定が変更された可能性があります。

対策としては、まず刈り取り高さの調整レバーがしっかりとロックされているかを確認します。レバーが緩んでいると、草刈り中に振動で高さが変わることがあります。また、刈り取り高さを調整した際は、必ずロック機構を使って設定を固定しましょう。

SP851Aで同様の問題が発生する場合の対策

もう一台の「SP851A」でも同じような問題が発生する場合、刈り取り高さの設定ミスや、刈り取り装置の部品が摩耗している可能性があります。この場合も、まずは刈り取り高さの調整レバーを確認し、しっかりと設定を固定することが重要です。

また、草刈り機の刃や高さ調整機構が正常に動作していない場合もあるため、定期的にメンテナンスを行い、必要に応じて部品の交換を検討することをお勧めします。

まとめ

オーレック草刈機SP803の前進・後退が効かなくなる問題は、変速機のワイヤー調整やギアの不具合が原因であることが多いです。まずは、ワイヤーやレバーの状態を確認し、適切に調整することが解決策となります。

また、刈り取り高さが勝手に変わる問題については、調整レバーのロックを確認し、しっかりと設定を固定することが必要です。定期的なメンテナンスを行うことで、長期間にわたって草刈機を快適に使用することができます。

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