アウディに搭載されている「アウディドライブセレクト」は、走行シーンやドライバーの好みに応じて走行モードを変更できる機能です。その中でも注目されているのが、自分好みに各項目を調整できる「Individual(インディビジュアル)」モード。この記事では、その設定項目ごとのおすすめカスタム方法を、具体的なシーンやモデル別に紹介します。
アウディドライブセレクトとは?
アウディドライブセレクトには通常「Auto」「Comfort」「Dynamic」「Efficiency」「Individual」などのモードが用意されており、アクセルレスポンスやステアリング、ダンパー、エンジンサウンドなどがモードに応じて変化します。
「Individual」モードではこれらの要素を自分好みに調整でき、街乗りからワインディング、長距離ドライブまで多彩な走行体験を実現できます。
設定できる主な項目とおすすめカスタム例
- エンジン/トランスミッション:街乗り中心なら「Comfort」、キビキビ走りたい方は「Dynamic」がおすすめ。
- ステアリング:「Comfort」は軽め、「Dynamic」は重め。都市部では「Comfort」、高速では「Dynamic」がおすすめ。
- サスペンション:アダプティブサスペンション付き車両なら、「Comfort」で乗り心地優先、「Dynamic」でロールを抑えた走行に。
- エンジンサウンド:SラインやSモデルなどでは、演出が変わります。静粛性重視なら「Comfort」、走りを楽しみたいなら「Dynamic」または「Auto」。
- クルーズコントロールやACC:「Auto」が最もバランスが取れた設定。
モデル別・おすすめ設定パターン
A4やQ5などプレミアムクラス:日常使用を想定した「エンジン=Comfort、ステアリング=Dynamic、サス=Auto」が快適で運転しやすい組み合わせです。
S3やRSモデルなどスポーツ系:「エンジン=Dynamic、ステアリング=Dynamic、サス=Comfort」といったバランス型がおすすめ。必要なときにパフォーマンスを発揮しつつ、街乗りでも疲れません。
こんな人におすすめの設定スタイル
- 静かで快適に運転したい方:すべて「Comfort」で統一し、アクセルレスポンスや乗り心地を柔らかく。
- ワインディングやスポーツ走行を楽しみたい方:「エンジン・ステア・サス=Dynamic」で一体感あるスポーティな走行が可能。
- 通勤や街乗りが中心の方:「ステア=Comfort、サス=Auto、エンジン=Auto」の設定が扱いやすくておすすめ。
設定変更の方法と注意点
「Individual」の設定は、MMI(マルチメディアインターフェース)またはインフォテインメントシステムの「車両設定」メニューから行えます。運転前に変更することが推奨されており、走行中は一部項目の変更が制限される場合があります。
また、設定変更後は一度走行してみて、自分のフィーリングに合っているかを確認し、必要に応じて微調整することが大切です。
まとめ:自分に合ったドライビングスタイルを見つけよう
アウディの「Individual」モードは、細かい設定が可能だからこそ、ドライバーの目的に応じた最適なカスタムが可能です。この記事を参考に、自分だけの快適で楽しいドライブ体験を見つけてください。
モデルや走行シーンによって最適解は異なりますので、ぜひ複数の設定を試しながら、自分にぴったりの組み合わせを探してみてください。
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