原付バイクのセルボタンに不具合が生じてしまうと、毎回のスタートに時間がかかり、非常に面倒に感じます。特に、アドレスV50などのスクーターでよく見られる症状として、「セルボタンが中に入り込んでしまい、押せない」というトラブルがあります。この記事では、セルボタンの不具合の原因と修理方法、そしてバイク屋さんで修理した場合の費用について解説します。
1. セルボタンの不具合の原因とは?
セルボタンが中に入り込んでしまう原因としては、ボタンの内部の部品が壊れていることが一般的です。特に、セルボタンを支えるプラスチック製の部品が折れている場合、ボタンが押せなくなり、最終的にはセルモーターが作動しないという事態になります。
また、長期間の使用や衝撃などにより、ボタンが摩耗したり、内部のスプリングが外れてしまったりすることも原因となります。症状を放置すると、セルモーター自体に負荷がかかり、最終的にはモーターの故障を引き起こす可能性もあるため、早めの修理を検討することをお勧めします。
2. 自分で修理する方法
セルボタンの不具合は、ある程度の工具と知識があれば自分で修理することも可能です。以下にその手順を紹介しますが、無理に修理しようとして部品を壊すことがないよう、注意深く作業を進めてください。
まずは、バイクの電源を切り、セルボタン周辺のカバーを外します。その後、壊れているプラスチック部品を取り出し、新しい部品と交換することが必要です。交換用の部品はバイクショップやオンラインで購入できることが多いです。
3. バイク屋での修理費用
バイク屋さんでセルボタンの修理を依頼する場合、工賃はおおよそ1,000円〜5,000円程度となることが一般的です。ただし、修理内容やバイク屋によって異なるため、事前に見積もりをもらうことをお勧めします。
部品代については、セルボタンの修理に必要なプラスチック部品やスプリングなどの部品代が別途必要となります。これらの部品は1,000円〜2,000円程度で手に入ることが多いです。
4. 修理を依頼する際の注意点
修理をバイク屋さんに依頼する際には、症状を正確に伝えることが重要です。「セルボタンが中に入り込んでしまって押せない」という具体的な症状を伝えることで、スムーズに修理が進むでしょう。
また、修理を依頼する前に、いくつかのバイク屋さんに見積もりを取ることで、費用の相場を確認することができます。これにより、過剰な料金を支払わずに済みます。
5. 修理後の予防策
セルボタンが壊れる原因としては、長期間使用していることや不適切な使い方が挙げられます。修理後は、セルボタンを優しく押すように心掛け、無理な力をかけないようにしましょう。
また、定期的にバイクのメンテナンスを行い、部品の劣化を早期に発見することも重要です。定期点検を行うことで、長期間快適にバイクを乗り続けることができます。
まとめ
アドレスV50などの原付のセルボタンの不具合は、プラスチック部品の破損が原因であることが多いです。自分で修理することも可能ですが、専門的な知識や工具が必要なため、バイク屋さんに修理を依頼することも検討しましょう。
修理費用は1,000円〜5,000円程度で済むことが多いですが、事前に見積もりを取っておくことが大切です。また、修理後はセルボタンを優しく扱い、定期的なメンテナンスを行うことで、再発防止に努めましょう。
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