スーパーカブの荷台にボックスを取り付ける際の工夫とベース代用品アイデア

カスタマイズ

スーパーカブにリアボックスを取り付ける際、純正のベースがない場合、キャリアへの傷やボックスの安定性に不安を感じる方も多いでしょう。この記事では、ベース代わりに使える素材や工夫、さらに取り付け時の注意点について具体例を交えてご紹介します。

純正ベースが無い場合のリスクとは?

ベースが無い状態でリアボックスを直接荷台(キャリア)に固定すると、キャリアに傷がつく、ボックスが安定しない、取り外しが難しいといった問題が起こりやすくなります。また、走行中の振動によりボルトの緩みや金属同士の摩擦音が気になる場合も。

そのため、ベース代用品を用いて傷防止・振動吸収・安定性の向上を図るのがベストです。

代用品アイディア①:樹脂製のまな板

ホームセンターや100円ショップで入手できる厚手の樹脂製まな板は、加工しやすく耐久性もあり、キャリアとの間に挟むことで荷重分散とキズ防止に役立ちます。

ボルトの穴を開ければ簡単にベースとして流用可能です。さらに、ラバーシートを重ねて使えば滑り止めにもなります。

代用品アイディア②:コンパネ(合板)やMDF板

木材を使った代用方法も人気です。特に厚さ10mm程度のコンパネやMDF板は、ボルトで固定しやすく、微調整も可能。必要に応じて防水加工を施しましょう。

見た目を気にする場合は、板にカッティングシートを貼って車体カラーと統一感を出す方法もおすすめです。

代用品アイディア③:ゴムマットやEVAシート

防振性に優れたゴムマットやEVAシートは、金属同士の摩擦を防ぎ、キャリアを保護します。直接荷台に敷くだけでも効果がありますが、他の素材と併用することでより安定した取り付けが可能です。

例えば、ゴムマット+まな板の組み合わせなら「滑りにくく加工もしやすい」理想的なベースになります。

取り付け時の固定方法と注意点

固定にはステンレス製のUボルトやプレート付きボルトを使用するのが一般的です。取り付け穴の位置は、荷台に負担がかからないよう均等に配置しましょう。

定期的な増し締めを行うことで緩みを防ぎ、安全性を保つことができます。ネジの緩み止め材(ネジロック)を併用するのもおすすめです。

実際に活用されたユーザー事例

あるユーザーは、「ダイソーのまな板とEVAマット」を組み合わせてベースを自作し、スーパーカブにSHAD製のリアボックスを装着。1年以上使用しているが、ぐらつきやキズもなく快適に使えているとのこと。

また、DIYベースを作ったことで「ボックスの高さや位置も微調整できる」という利点もあるそうです。

まとめ:工夫次第でベースなしでも安心・快適なボックス取付が可能

スーパーカブのキャリアに直接ボックスを取り付けるのはリスクが伴いますが、樹脂板や木材、ゴムマットなどを使ってベースを自作すれば、キャリアの保護と安定性の確保が可能です。

自分のスタイルや予算に合わせて、最適な代用品を選び、安全・快適なバイクライフを楽しみましょう。

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