新車のサイドミラーが格納しない?原因とディーラーでの修理対応・費用について徹底解説

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新車を購入して間もないのに、電動サイドミラーが動かなくなったら驚いてしまいますよね。特に「モーター音はするのに動かない」といった症状は、内部機構に何らかのトラブルが起きているサインかもしれません。本記事では、サイドミラーが格納しない原因や考えられる故障の内容、そして購入から数ヶ月以内の車両であればディーラーでどのように対応してもらえるのか、費用負担はあるのかを詳しく解説します。

サイドミラーが格納しない主な原因

電動格納ミラーが動作しない場合、原因は主に以下のようなパターンが考えられます。

  • ミラー内部のギア破損やモーターの空回り:モーター音はするが動かないときに多い。
  • 電気系統の接触不良:スイッチや配線部分の接続が不安定な場合。
  • 凍結や異物の挟まり:季節や周囲の環境に左右されるケースも。
  • サードパーティ製品との干渉:ドライブレコーダー配線などの影響があることも。

とくに「音がしているのに動かない」というケースは、ギアの摩耗や脱落、モーター軸の空回りが疑われます。この場合は機械的な修理が必要になるケースが多いです。

新車購入から数ヶ月での不具合は保証対象になる?

新車購入から通常3年または走行距離6万kmまでは「一般保証」の対象となります。電動サイドミラーのような電装部品もこの保証範囲に含まれており、ユーザー側の過失(ぶつけた、いたずらなど)がない限り、無償修理が基本です。

実際に、新車購入4ヶ月でミラーが動かなくなったという事例でも、ディーラーで点検・修理を受けた結果、モーター部品の不良が判明し、全額メーカー負担で交換対応されたケースが多くあります。

ディーラーに持ち込む前のチェックポイント

ディーラーに行く前に、以下の項目を確認しておくとスムーズです。

  • 左右どちらか片方だけか、両方とも不具合か
  • 車内のスイッチ操作で反応があるか
  • 異音や引っかかり感があるか
  • ドライブレコーダーや後付け機器が近くにあるか

また、万が一ディーラーで再現されなかった場合でも、スマホで動画を撮っておくと説明がスムーズになります。

修理にはどのくらい時間がかかる?代車は出る?

部品の在庫があれば、軽度の修理で当日〜1日以内に完了することが多いですが、ユニット交換となると数日かかることもあります。ディーラーによっては無料代車の用意もありますので、事前に予約時に確認しておきましょう。

また、保証内での修理は無料ですが、万が一保証外(事故・物損)の場合はミラー1個で2万〜5万円ほどの費用が発生する可能性があります。

実例:4ヶ月目で右ミラーが格納しない不具合のケース

ユーザーDさんは新車購入から4ヶ月後、右側ミラーのみ格納動作しなくなったことに気づきました。ミラー内部からモーター音だけが聞こえ、手で動かそうとしても抵抗がありました。ディーラーへ連絡の上、点検を依頼。

結果的にギア部の初期不良が原因と判明し、メーカー保証内で無償交換対応となりました。Dさんは代車も無料で借りられ、実質的な出費はゼロでした。

まとめ:音がするけど動かないサイドミラーは要点検。保証活用で安心対応を

サイドミラーが格納しなくなる不具合は、新車であってもまれに発生します。モーター音がしているのに動かない場合は内部ギアの不良の可能性が高く、早めにディーラーでの点検が必要です。

保証期間中であれば多くの場合は無償修理となるため、焦らずに正規販売店へ相談しましょう。安心して愛車を長く使い続けるためにも、初期の不具合にはきちんと対応することが大切です。

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