13年以上乗り続ける車はアリ?ライフスタイル重視のカーライフと維持コストの現実

車検、メンテナンス

新車への乗り換えは常に魅力的に見えますが、現在の愛車に不満がないなら、あえて買い替えを急ぐ必要はないという声も多くあります。今回は、13年以上愛車を大切に乗り続けているオーナーの視点から、長期保有のメリットや維持に関するリアルなコスト、周囲からの意見にどう向き合うかなどを深掘りして解説します。

13年超えの車に乗り続ける人は意外と多い

国土交通省の調査によると、日本の平均車齢は年々伸びており、2023年時点で乗用車の平均使用年数は約13年を超えています。つまり、13年を超えて愛車に乗っている人は決して珍しくないのです。

特にハイブリッド車や国産セダンなどは耐久性が高く、10年・10万kmを超えても元気に走っている車両は多数存在します。こまめなメンテナンスさえしていれば、20万km以上走るケースも珍しくありません。

維持費とコスパ重視なら長く乗るのが正解

車を買い替える際の初期費用は数百万円単位。13年目の車は重量税や自動車税がやや割高にはなりますが、それでも新車購入費用と比べれば大きな出費ではありません。

たとえば車検費用14万円、毎年の税金と整備費で10万円と仮定しても、年20〜25万円で維持できれば十分現実的です。新車のローンやリース費用と比べると大幅に安く済みます。

故障リスクとどう向き合うか

年数が経つと故障リスクはゼロではありませんが、実際にトラブルが起きていないなら、必要以上に不安になる必要はありません。特に「消耗部品の交換歴がある」「整備士に太鼓判を押された」などの条件がそろっていれば、安心して乗り続けられる材料になります。

予防的な整備(ベルト・ホース類、バッテリー、ブレーキ周り)をきちんと行っていれば、大きなトラブルのリスクを低減できます。

周囲の価値観とどう付き合うか

「新車に買い替えたほうがいい」という声は、家族や親族から頻繁に出ることがあります。特に車好きの方や安全志向の強い方に多い傾向です。

しかし車の使い方や価値観は人それぞれ。「旅行や日常の足に困らず、きちんと整備されていれば問題なし」というスタンスも立派なカーライフの一つです。押しつけではなく、ライフスタイルの違いとして認識してもらうことが大切です。

実際に何年で買い替える人が多いのか

一般的な買い替えサイクルは5〜7年と言われていますが、これは車の価値が高く残っているうちに売却する人が多いためです。特にリースや残価設定ローンを活用している層では、3〜5年での乗り換えが一般的です。

一方で、現金一括購入やローンを完済した車を「できるだけ長く乗り続ける」人も増えています。特に家計を重視する層では、15年以上乗ることもめずらしくありません。

まとめ:ライフスタイルに合うなら13年超えでも立派な選択

周囲の意見や一般的なサイクルに流されず、自分たちの暮らしにフィットしたカーライフを選ぶのが一番賢い選択です。13年超えでも快調に走る車はたくさんありますし、愛着や思い出が詰まった1台を大切にするという価値も大切にしたいところです。

これからも無理なく、安心して愛車との時間を楽しんでください。

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