教習所では指導員によって「右よし左よし」と声に出して確認するよう指導される場合があります。一方で、別の指導員からは声出しよりも徐行や安全確認の動作を重視されることもあり、どちらが正しいのか迷う人も少なくありません。この記事では、見通しの悪い場所での確認方法や、みきわめ・仮免許技能試験で意識すべきポイントについて解説します。
教習所で「右よし左よし」と声に出す理由
「右よし左よし」という声出し確認は、周囲の安全確認を確実に行うための教習上の方法です。声に出すことで、自分自身が左右を確認したことを意識しやすくなり、確認不足を防ぐ効果があります。
特に初心者のうちは、運転操作に集中するあまり、交差点や見通しの悪い場所での安全確認がおろそかになりやすいため、声出しによって確認の習慣を身につける目的があります。
ただし、実際の道路交通では必ず声に出して確認しなければならないわけではありません。重要なのは「右を見る」「左を見る」という動作を確実に行い、安全を確認していることです。
指導員によって教え方が違う理由
教習所では複数の指導員が担当するため、確認方法の教え方に多少の違いが出ることがあります。ある指導員は声出しを重視し、別の指導員は目視確認や速度調整を重視する場合があります。
これは安全確認の考え方が違うというより、運転技術を身につけるためのアプローチが異なるためです。声出しを求められる場面では従い、別の指導員が動作確認を重視している場合は、その意図を理解することが大切です。
例えば、見通しの悪い交差点では「右よし左よし」と言うこと自体が目的ではなく、停止または徐行して左右から車や歩行者が来ていないか確認することが本来の目的になります。
みきわめや仮免許技能試験では声に出した方がいい?
みきわめや仮免許技能試験では、声を出すことよりも安全確認が正しくできているかが評価されます。そのため、声を出さなかったから即不合格になるというものではありません。
ただし、教習中に声出し確認を指導されている場合は、試験でも行った方が安全です。特に試験官から見て確認動作が分かりにくい場合、声を出すことで「確認している」という意思が伝わりやすくなります。
例えば、見通しの悪い交差点で首を左右に動かして確認しながら「右よし、左よし」と言えば、確認動作と安全意識の両方を示すことができます。
「巻き込みよし」「後方よし」も声に出すべき?
巻き込み確認や後方確認についても、教習中に声出しを指示されている場合は実施すると安心です。特に左折時の巻き込み確認は、二輪車や自転車との接触事故を防ぐ重要な確認になります。
例えば左折する前には、ルームミラーやサイドミラーだけでなく、左後方の死角を目視することが大切です。「巻き込みよし」と声に出すことで、その確認を忘れない習慣づけになります。
また、進路変更や発進時の「後方よし」も、安全確認の手順を身につけるためのものです。免許取得後も、声に出さなくても同じ確認手順を自然にできるようになることが重要です。
試験で評価される本当のポイント
技能試験で大切なのは、決められた言葉を言うことではなく、安全運転に必要な確認ができているかです。確認する場所やタイミング、首を動かして周囲を見る動作が評価されます。
例えば、一時停止場所で「止まったつもり」になっていても、左右確認が不十分であれば減点対象になります。反対に、声を出さなくても十分な確認動作ができていれば評価されます。
そのため、試験前は声出しの有無だけを気にするのではなく、「停止する場所」「見る方向」「確認するタイミング」を意識して練習すると、本番でも落ち着いて運転できます。
まとめ:声出しは安全確認を身につけるための方法
教習所で教わる「右よし左よし」や「巻き込みよし」は、言葉を覚えるためではなく、安全確認を確実に行う習慣を作るためのものです。
みきわめや仮免許技能試験では、声出しそのものよりも、正しい確認動作ができているかが重要です。ただし、教習で声出しを求められている場合は、本番でも行うことで確認不足を防ぎやすくなります。
免許取得後も、安全確認の習慣は事故防止につながります。声に出すかどうかよりも、毎回確実に周囲を確認する運転を身につけることが大切です。


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