大型バイクに乗る夢を実現するには「大型二輪免許」の取得が必要です。すでに普通車(AT限定)免許を持っている人なら、学科免除などのメリットがありますが、それでも費用や教習の内容は気になるところ。この記事では、普通車免許所持者が大型二輪免許を取る際の費用相場や流れ、注意点を詳しく解説します。
大型二輪免許の基本:普通車免許持ちはどのコース?
普通車免許(AT限定含む)を持っている場合、学科教習・試験は免除となり、技能教習のみで大型二輪免許の取得が可能です。ただし、普通二輪免許を持っていない人は「大型二輪(直接)」コースでの教習が必要になります。
そのため教習の内容と費用は「普通二輪→大型二輪」よりも多くなります。
普通車免許持ちの場合の費用相場
地域や教習所によって異なりますが、目安となる費用は以下の通りです。
コース | 費用相場 |
---|---|
普通車免許のみ所持(大型二輪直接) | 約20〜28万円 |
普通二輪免許あり → 大型二輪 | 約10〜15万円 |
入学金・技能教習費・卒業検定料・教材費などが含まれていることが多いですが、補習が必要になると追加料金が発生する点に注意が必要です。
技能教習の時間数と内容
普通車免許のみ所持の方は、以下の技能教習が必要です。
- 第一段階:9時限
- 第二段階:10時限
合計19時限の教習をこなす必要があります。教習内容は基本操作(発進・停止・バランス走行)から急制動、スラローム、波状路などの課題走行が含まれます。
大型バイク特有の重さや加速力に慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、反復練習で徐々に克服できます。
教習所選びのポイント
教習所を選ぶ際には、以下の点をチェックすると安心です。
- 補習料金の有無や設定金額
- 土日や夜間教習の対応
- 実際に使われている車種(CB1300やXJR1300など)
- 口コミや卒業生の声
また、短期集中コースや学生割引、季節キャンペーンなどを利用すれば費用を抑えることも可能です。
その他にかかる費用と注意点
教習所以外にかかる費用も把握しておくと安心です。
- 住民票取得代や証明写真:約1,000円前後
- 本免学科試験(試験場受験時):不要(学科免除)
- 免許交付手数料:約2,000円程度
また、AT限定普通車免許を所持していても、大型二輪(MT)を取得すればMTバイクに乗れます。限定解除は不要です。
まとめ:普通車免許持ちでも約20万円で大型二輪は取得可能
普通車(AT)免許を所持している方が大型二輪免許を取得する場合、費用は約20〜28万円が相場です。技能教習のみで取得可能ですが、普通二輪免許がない場合は教習時間も多めです。教習所選びやキャンペーンの利用で費用やスケジュールを最適化し、夢の大型バイクデビューを目指しましょう。
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