オーリンズ製リアサスペンションのオーバーホール方法まとめ|郵送派?預ける派?バイク乗りの選択肢と注意点

バイク

高性能なオーリンズ製リアサスペンションを長く快適に使うためには、定期的なオーバーホールが欠かせません。しかし、実際にどのような方法でメンテナンスに出すべきか迷う方も多いのではないでしょうか。本記事では、郵送対応からバイクごとの預かりまで、オーリンズのOH方法を実例とともにご紹介します。

オーリンズのリアサスは定期メンテが必須

オーリンズは内部にオイルやガスを使用した精密機構で構成されており、使用環境によっては数千kmで性能低下を招くこともあります。とくにサーキット走行やロングツーリングを頻繁に行う場合は、1~2年に1回のオーバーホールが推奨されます。

オーバーホールを怠ると、乗り心地の悪化だけでなく、ダンパー内のシール破損によるオイル漏れといったトラブルにもつながりかねません。

主なオーバーホールの依頼方法は2通り

オーリンズ製サスペンションのOH方法は、大きく以下の2パターンに分かれます。

  • ① ユーザーがリアサスを外して郵送する
  • ② バイクごと整備店に預ける

どちらを選ぶかは、工具や作業スペースの有無、技術的な自信、または作業にかけられる時間などで決めるのが一般的です。

自分で外して郵送する場合の流れと注意点

自力で外して送る場合、基本的にはリアサス本体をオーリンズジャパン(または正規代理店)へ郵送します。外した状態で段ボール梱包し、着払いや元払いで発送可能な業者が多いです。

なお、リアサスを外すにはセンタースタンドやリヤスタンド、またはリフトアップツールが必要になるため、環境が整っている方に向いています。

バイクごと整備店に預ける方法とメリット

近くのバイクショップやサスペンション専門店に預ければ、プロの手で取り外しからOH、再組み付けまで全て任せることができます。技術に自信がない方や時間がない方におすすめです。

預かり期間はお店によりますが、通常は数日〜2週間程度。パーツの在庫状況や混雑時期によっても変動します。

オーリンズジャパン公式での対応

オーリンズジャパンでは、個人ユーザーからのOH依頼も受け付けています。[参照] 専用フォームや電話で事前連絡したうえで、郵送や持ち込みでの対応が可能です。

オーバーホールには料金表があり、リアショック単体で約15,000円〜30,000円(税別)が相場となっています。OH時にはシール、オイル、ピストンなどの消耗品交換が含まれます。

ユーザーの声|実例をいくつか紹介

あるZRX1200R乗りの方は「自分で外して送った方が安く済む」とのことで、リアスタンドと工具を使い郵送で対応。OH費用は約2.5万円、期間は10日ほどとのこと。

一方で「工具がないからショップで全部頼んだ」というGSX-R1000ユーザーもおり、その方は預けてから1週間で受け取り、作業工賃込みで約3.5万円だったそうです。

まとめ|自分に合った方法でオーリンズを長持ちさせよう

リアサスペンションのメンテナンスは、バイクの走行性能や快適性を維持するうえで非常に重要です。オーリンズは高価な分、適切なOHで寿命を大きく伸ばすことが可能です。

外して郵送か、ショップに丸投げかはライダーの環境や好みに応じて選びましょう。どちらも正解です。大切なのは、放置せず定期的にチェック・メンテナンスをすることです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました