SR400のダブルディスク化におけるマスターシリンダー選びとピストンサイズの適切な選択

カスタマイズ

SR400をダブルディスク化する際に重要なポイントの一つが、マスターシリンダーの選定です。特に、純正の14mmマスターシリンダーを使用するか、それとも他の車両から流用するかで悩むことも多いでしょう。今回は、SR400のダブルディスク化におけるマスターシリンダーの選び方や、ピストンサイズ(14mm vs 22mm)の違いについて解説します。

1. SR400ダブルディスク化におけるマスターシリンダーの役割

ダブルディスク化を進める際、重要なのは適切なマスターシリンダーの選定です。マスターシリンダーは、ブレーキの効き具合に直接影響を与えるため、選定を誤ると制動力が不十分になることもあります。SR400はシングルディスクからダブルディスクにすることで、ブレーキ性能の向上を目指しますが、その際にマスターシリンダーが大きすぎると、ブレーキレバーの操作が重く感じることがあります。

そのため、SR400のような車両でダブルディスク化を行う場合、純正の14mmマスターシリンダーを流用するか、他の車両のマスターシリンダーを利用するかが一つのポイントになります。

2. 14mmの純正マスターシリンダーを使用するメリット

SR400の純正マスターシリンダーは、14mmのピストンサイズを持ち、元々シングルディスク用に設計されています。そのため、ダブルディスク化を行っても適切なバランスを保つことができる場合があります。特に、バンジョーボルトをダブルで使用する場合でも、適切な配管を行えば問題なく運用できることが多いです。

また、純正部品を使用することで、車両の他の部品との互換性が高いため、特にカスタム初心者にとっては安心感があります。

3. 22mmのピストンサイズを選ぶ場合

22mmのマスターシリンダーは、SR400やその系統の車両には少し大きすぎる場合があります。例えば、XS650やGX750などの車両に使用されることが多いですが、このサイズのマスターシリンダーをSR400に取り付けると、ブレーキレバーの操作が非常に重くなる可能性があります。

大きいサイズのマスターシリンダーは、より大きなキャリパーや複数のディスクを動かすのには適しているものの、SR400のような車両に装着すると、手のひらの力でブレーキをかけるのが非常に難しくなる可能性があります。バランスが崩れるため、慎重に選ぶべきです。

4. 14mmと22mm、どちらが適切か?

SR400をダブルディスク化する際、14mmと22mmのマスターシリンダーを選ぶ場合、それぞれの特性を理解して選択することが大切です。14mmは、純正に近いサイズで、操作性が良好である一方、22mmはより強力な制動力を得られますが、操作が重くなる可能性があります。

もし、純正の14mmで試してみて問題がないようであれば、それがベストな選択となります。しかし、もし強力なブレーキ性能を求める場合、22mmの選択もあり得ますが、その場合はレバーの操作性に違和感を感じることがあるため、慎重に調整が必要です。

5. ダブルディスク化の際に注意すべきポイント

ダブルディスク化を進める際、マスターシリンダーだけでなく、キャリパーやディスクの選定も重要です。SR400の場合、純正の右キャリパーを使用し、初期ホイールを活用することで、より安定した制動力を確保できます。

また、配管の設置やブレーキフルードの管理も忘れずに行いましょう。ダブルディスク化によって、より多くのパーツを動かすことになるため、しっかりとした整備が求められます。

6. まとめ:SR400のダブルディスク化とマスターシリンダー選定

SR400のダブルディスク化において、マスターシリンダーの選定は非常に重要です。純正の14mmマスターシリンダーを使用することで、操作性と制動力のバランスが良好である場合が多いです。一方で、22mmのマスターシリンダーは強力な制動力を発揮しますが、操作が重くなる可能性があるため、慎重に選ぶべきです。

適切なマスターシリンダーを選ぶことで、安全で快適な走行が可能となります。自分の走行スタイルや好みに合わせたパーツ選びを行い、SR400のカスタマイズを楽しんでください。

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