近年、250ccクラスのバイクの中でも人気が再燃しているカワサキ「250TR」。TikTokなどのSNSでシンプルかつスタイリッシュなカスタム車両が注目を集めています。この記事では、TikTokで話題になっている250TRのカスタムバイクについて、使用されているタンク・タイヤ・ハンドル・シートなどのパーツ情報を中心に解説します。
カスタムタンク:定番の汎用ピーナッツタンク
該当のTikTok動画に登場する250TRは、純正タンクではなくクラシックな形状の「ピーナッツタンク」と呼ばれるタイプを装着しています。Harley系カスタムで人気のこのタンクは、容量は小さいものの、ヴィンテージ感の演出に最適です。
ヤフオクやAmazon、バイクカスタムパーツショップなどで購入可能で、フレームへの装着には汎用ステーを加工して装着するのが一般的です。
装着タイヤ:ブロックパターンのオフロード系
タイヤには、ダートトラッカー風のブロックパターンのタイヤを採用しており、見た目だけでなくグリップ力や走行安定性の向上も図っています。よく使われるタイヤブランドには「SHINKO(シンコー)E270」や「DUNLOP K180」などがあります。
これらのタイヤは見た目のインパクトが強く、街乗りでもその存在感を放ちます。
ハンドル:低めのドラッグバーまたはベーツタイプ
ハンドルはノーマルのアップタイプから交換され、低く構えた「ドラッグバー」または「ベーツタイプハンドル」が使用されています。見た目がスリムになり、全体的なフォルムにまとまりが出るのが特徴です。
ハンドル交換によって前傾姿勢になりやすく、ライディングポジションもスポーティに変化します。
シート:カフェスタイルのフラットシート
シートは250TR純正の段付きではなく、フラットな「カフェスタイルシート」に変更されています。フラットな形状によりスタイリッシュな見た目となり、さらに二人乗りもしやすくなるのが特徴です。
このタイプのシートは「PMC」や「CHIC DESIGN」などのブランドから販売されており、表面のタックロール加工がクラシックな雰囲気を引き立てています。
カスタムパーツはどこで手に入る?
こうしたカスタムパーツは、Amazonや楽天などのECサイト、または「Webike」や「モトモトショップ」などの専門店での購入が可能です。中古パーツを探すなら、ヤフオクやメルカリもおすすめです。
装着には基本的な工具が必要ですが、難しい加工を避けたい場合は「ボルトオンタイプ」と明記された製品を選ぶとよいでしょう。
まとめ:250TRカスタムは手軽さと個性の演出が魅力
250TRは扱いやすい車体と空冷エンジンのバランスが良く、カスタムベース車としても最適です。TikTokなどで話題のスタイルを再現するには、定番のピーナッツタンクやブロックタイヤ、ドラッグバー、カフェスタイルシートの組み合わせが定番となっています。これからカスタムに挑戦したい方は、安全面を重視しつつ、個性あふれるスタイル作りを楽しんでみてください。
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