125ccバイクを売る際に重要なのが、名義変更の手続きです。売買契約が完了した後、名義変更が適切に行われなければ、新しい所有者が車両を正式に使用することができません。本記事では、名義変更に必要な書類や手続きを解説します。
名義変更に必要な書類
バイクの名義変更を行う際、基本的に必要な書類は以下の通りです。
- 譲渡証明書(売主が記入)
- 自賠責保険証明書(有効期限内のもの)
- 車両の登録証(車検証)
- 売主の印鑑(実印)
- 買主の身分証明書
これらは、名義変更の手続きを行うために必要となる基本的な書類です。
譲渡証明書と委任状について
多くの方が「譲渡証明書」に加えて「委任状」も必要かと疑問に思うかもしれませんが、基本的には譲渡証明書だけで問題ありません。委任状は通常、バイクを登録している名義人が代理で名義変更手続きを行う場合に必要となる書類です。
そのため、譲渡証明書に必要事項を記入して、買主に渡せば名義変更は完了します。委任状は不要ですが、万が一、名義変更手続きを代理で行う場合や不安な場合は、事前に確認しておくことをおすすめします。
名義変更をするタイミングと注意点
名義変更は、バイクを売却した後、速やかに行う必要があります。名義変更を怠ると、売却後も前所有者に税金などが請求される可能性があります。
名義変更は通常、売却した日から15日以内に行う必要があります。もし売却日から15日以上経過している場合、手続きに遅延が生じるため、速やかに行うようにしましょう。
名義変更の手続き場所と方法
名義変更の手続きは、管轄の運輸支局や軽自動車検査協会で行います。オンラインでの手続きも可能ですが、必要書類が揃っていることが前提です。
購入者が直接手続きをする場合もありますが、売主も同席して手続きを行うことが一般的です。手続きには費用がかかることもあるので、事前に確認しておきましょう。
まとめ
125ccバイクの売却において、名義変更に必要な書類は譲渡証明書をはじめとする基本的なものだけで済むため、委任状は通常必要ありません。バイクを売る際は、必要な書類をしっかり準備し、名義変更手続きを迅速に行うことが重要です。これで、スムーズに売却と名義変更が完了します。
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