夏の北海道ソロツーリングを計画中のライダーさんに向けて、苫小牧発10日間ルートの走り方から宿・観光に至るまで、経験者の視点でアドバイスします。
オロロンライン海沿い vs 内陸ルート
石狩~留萌~稚内を結ぶ日本海に面したオロロンラインは、全長290〜320km。道中には日本海の絶景やトンネル、オトンルイ風力発電所など見どころが豊富で、まさに“走る景色”。初心者ライダーにも人気です:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
一方、内陸ルート(国道275・40号など)は田園風景やそば畑が広がり、走り慣れた千葉の海沿いから気分転換するのに向いています。雨天や強風時にも比較的安心で、道幅も広く整っています:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
一日の走行距離の目安
快適にツーリングするには、一日250~300kmを目安にすると良いでしょう。キャンプ併用なら約250km、ホテル泊なら300kmぐらいがちょうどいいボリュームです:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
もっと積極的に走りたいなら400km前後、休憩や観光を挟まずに“流す”日なら500kmも可能ですが、体力と安全を考えると余裕あるプランが理想です:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
ルート沿いのおすすめスポット
● オトンルイ風力発電所:海沿いに並ぶ巨大風車群は記念撮影に最適。
● サロベツ湿原:海岸からほど近く、一面の湿原は圧巻。
● 宗谷岬・エサヌカ線:最北・最果ての名にふさわしい景色。稚内から宗谷岬を経てエサヌカ線もぜひルートに加えてください:contentReference[oaicite:4]{index=4}。
走行前ルーティンと装備
納車後や出発前にはまず下地処理を。簡易コーティングもいいですが、汚れがつきやすい黒車は鉄粉除去や油膜除去も検討を。
装備面では、防風・防寒ウェアや雨具、夜間用の反射材など、北海道ならではの天候変化にも対応できる準備を。
疲労を抑えた1日の進め方
朝に出発し300km程度走ってキャンプ・温泉、夕方にはゆっくり余裕ある休息を。実走時間は5〜7時間、平均移動速度は50~55km/h程度を目安にすると無理のない計画が立てやすいです:contentReference[oaicite:5]{index=5}。
経験者曰く「朝8時出発、16〜17時到着、休憩込みで350km程度が理想」との声もあり、安全重視の旅計画が重要です:contentReference[oaicite:6]{index=6}。
まとめ
北海道ソロツーでは〈海沿い景観重視のオロロンライン〉と〈内陸の田園風景〉を走り分けるのが両方楽しめておすすめです。1日走行距離は250~300kmを基本に、疲労を見ながら最大400km程度を目安にすると快適に回れます。宿泊地や温泉・観光を交えつつ、各スポットに余裕と安全を持ったプランが、初めての北海道10日間ツーリングを最高の思い出にしてくれるでしょう。
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