HJC V10ヘルメットは、その優れたデザインと快適性で人気を博していますが、ピンロックを取り付けた際、シールドの開閉時に引っかかる問題が発生することがあります。特に、HJC純正のスモークシールドにピンロックを装着すると、シールドとヘルメットの間を塞ぐパッキン部分に引っかかることが報告されています。この記事では、この問題に対処するための方法を解説します。
なぜピンロックが引っかかるのか?
まず、ピンロックは曇り防止のために装着されるインサートですが、スモークシールドなどの純正シールドに取り付けた際に、シールドのパッキン部分に引っかかることがあります。この問題は、シールドが開閉する際にピンロックの端がパッキンに干渉するためです。特に、ヘルメットの形状やシールドのフィット感によって、この干渉が起こりやすくなります。
ピンロックの調整方法
ピンロックがパッキンに引っかかる問題は、いくつかの対処方法があります。まず、ピンロックの位置を微調整することを試してみてください。ピンロックは取り付け角度を微調整することができるため、引っかかる部分が少なくなるように調整します。具体的には、ピンロックの両端の固定ピンを緩めて、少し回転させることで位置を調整することができます。
また、ピンロックのインサート部分がシールドに密着しすぎている場合、少し浮かせることで引っかかりが軽減されることがあります。ただし、あまりにも浮かせすぎるとピンロックの効果が減少するため、慎重に調整しましょう。
パッキンの調整も有効
ピンロック側だけでなく、シールドのパッキン部分も調整することができます。特に、ピンロックが引っかかる箇所を重点的に確認し、その部分のパッキンを少し押し込んでフィット感を改善する方法があります。これにより、ピンロックとパッキンの干渉を軽減できる場合があります。
また、場合によってはパッキンの部分に潤滑剤を少量塗布することで、シールドの開閉がスムーズになり、ピンロックが引っかかりにくくなることもあります。ただし、潤滑剤を使う場合は、シールドやヘルメット本体に影響を与えない専用の製品を使用してください。
シールドを交換する選択肢
もしピンロックの調整やパッキンの調整でも問題が解決しない場合、別のシールドに交換することも選択肢です。HJCからは、さまざまなタイプのシールドが発売されており、フィット感や開閉時の滑らかさが異なります。スモークシールド以外のクリアシールドや別のカスタムシールドを試してみると、ピンロックが引っかからない場合もあります。
まとめ:ピンロックの引っかかり問題を解決する方法
HJC V10のヘルメットにピンロックを取り付けた際、シールドのパッキンに引っかかる問題は、ピンロックの位置やパッキンの調整で改善できることがあります。微調整を行っても解決しない場合は、シールドを交換することも検討しましょう。快適なライディングを楽しむために、自分に合った調整方法を試してみてください。
コメント