ホンダJB7ライフに1DINオーディオを取り付けたものの、電源が入らず焦ったという方へ。カプラーやギボシ端子、アースは正しく接続しているのにオーディオが起動しない場合、原因として最も疑うべきは“ヒューズ切れ”です。本記事では、JB7ライフでオーディオ電源が来ないときにチェックすべきヒューズの位置と確認方法をわかりやすく解説します。
まず確認すべきヒューズは「RADIO」または「ACC」
JB7ライフにおいて、オーディオ関連のヒューズは通常「RADIO(ラジオ)」あるいは「ACC(アクセサリー)」と表示されています。これらは助手席側グローブボックス裏のヒューズボックスまたはエンジンルーム内に配置されています。
特に室内側のヒューズボックスには「No.11 RADIO(15A)」や「No.2 ACC(10A)」など、オーディオと連動するヒューズがあり、ここが切れているとヘッドユニットに電源が入りません。
ヒューズの位置と確認手順
JB7ライフのヒューズボックスの主な場所は以下の通りです。
- 室内側:助手席グローブボックスの奥(フタを外して確認)
- エンジンルーム側:バッテリー横の黒いボックス内
テスターや検電ペンがあれば通電確認が可能ですが、なければ目視でガラス管内のフィラメント切れをチェックしましょう。予備ヒューズが車両に備わっている場合はそれで交換テストもできます。
ACC電源と常時電源、両方確認しよう
オーディオには2系統の電源が必要です。
- 常時電源(BATT):時計や設定保持用。ヒューズ名「RADIO」や「BACK UP」に該当。
- ACC電源:キーをACCに回したときに通電。ヒューズ名「ACC」や「CIGAR」など。
どちらか一方が断線またはヒューズ切れしていても、オーディオは正常に起動しません。オーディオ裏のハーネスで通電テストするのが確実です。
それでも電源が来ない場合の追加チェックポイント
ヒューズが問題なかった場合、以下の点も確認してみましょう。
- 社外オーディオ用ハーネス変換カプラーの配線ミス
- ギボシ端子のかしめ不良や接触不良
- アース接続不良(塗装部分ではなく確実なボディアースが必要)
- バッテリー端子の緩みやヒューズボックス裏の配線切れ
特に多いのがアース不良とギボシの緩みです。目視だけでなく、引っ張っても抜けないか確認しましょう。
まとめ:まずは「RADIO」「ACC」のヒューズをチェックしよう
JB7ライフにオーディオを取り付けて電源が来ない場合、まずはグローブボックス裏のヒューズ「RADIO(15A)」と「ACC(10A)」を確認するのが基本です。それでも原因がわからない場合は、配線の通電チェックやアースの取り直しなど、順を追って確認することで必ず原因にたどり着けます。
焦らず確実に、一つずつ確認してみましょう。
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