近年、再び注目を集めているホンダの原付二種「モンキー125」と「ダックス125」。どちらもレトロなルックスと扱いやすいサイズ感で人気ですが、特にカスタムベースとしての評価も高く、多くのライダーが“カスタム沼”にハマっています。本記事では、モンキーとダックスそれぞれのカスタム適性や楽しみ方、体験談を交えて詳しく解説します。
モンキー125の魅力とカスタム傾向
モンキー125は、1960年代に登場したモンキーZ50のデザインを現代風に再構築したモデルです。独立したフレーム構造やシンプルなメカニズムにより、カスタムの自由度が非常に高い点が大きな特徴です。
実際のカスタムでは以下のようなパーツが人気です。
- ロングスイングアームやリアショックでローダウン
- 社外マフラーでサウンドチューニング
- アルミ削り出しのパーツでドレスアップ
フレーム単体の販売も多く、ボルトオンでのパーツ装着がしやすい設計は、初心者からベテランまで楽しめる理由の一つです。
ダックス125の魅力とカスタムスタイル
ダックス125は、2022年に復活したモデルで、ユニークなT字型フレームが最大の特徴。モンキーに比べてボリューム感があり、どちらかと言えば「カジュアルに乗る街乗りスクランブラー」といった位置づけです。
カスタム面では。
- アップハンドルでクルーザースタイルに
- ローダウンキットによる足付き改善
- キャリア類を装着してキャンプスタイルに仕上げる
特にアウトドア派や日常の実用性を重視する層に人気です。
両車を比べて分かるカスタムの方向性の違い
モンキーはパーツ数・情報量ともに豊富で、どんなスタイルにも化けるオールラウンダーです。ダックスは個性的なスタイルに惚れ込み、“あえてそのまま”楽しむ人も多いのが特徴。
つまり、とことんいじり倒したいならモンキー、程よく仕上げて乗りたいならダックスという使い分けができます。
体験談:モンキーカスタムで20万オーバー!
モンキー125を3年所有するAさんの体験談。
「最初はミラーとマフラーだけのつもりだったんですけど、次第にスイングアームやリアショック、ハンドルも替えて、気づけば20万円以上使ってました(笑)。でも、パーツが豊富で楽しいので後悔はしてません。」
体験談:ダックスで旅仕様にしたBさん
一方、ダックスにキャリアを付けてキャンプ仕様にしたBさん。
「荷物が積めるようになって、日帰りソロキャンが快適に!見た目も映えるし、カスタム費用も5万円以内に抑えられたので満足してます。」
どちらを選ぶ?目的別おすすめスタイル
スタイル | おすすめ車種 | 理由 |
---|---|---|
派手なカスタムを楽しみたい | モンキー125 | パーツが豊富、自由度が高い |
街乗りやアウトドアで映えたい | ダックス125 | レトロ感と実用性が共存 |
初心者でも安心して始めたい | ダックス125 | ノーマルでも完成度が高い |
まとめ:あなたの“バイクライフ”に合う1台を
モンキーとダックス、どちらも個性と魅力にあふれた名車です。カスタムの方向性や楽しみ方は異なりますが、共通して言えるのは「どちらもバイクライフを充実させてくれる」という点。
あなたの目的や好みに応じて、後悔のない一台を選んでみてください。迷う時間すら楽しいのが、原付カスタムの醍醐味です。
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