バイクツーリング中に音楽を共有しながら会話を楽しむことは、ライダーにとって魅力的な体験です。特に、B+COMシリーズのSB6XRとONEを使用している場合、適切な設定を行うことで、音楽を共有しながらの会話が可能になります。
SB6XRとONEのオーディオシェア機能の概要
SB6XRとONEは、共に「オーディオシェア」機能を搭載しており、音楽やナビ音声を他のライダーと共有することができます。オーディオシェアには「タンデムモード」と「グループモード」の2種類があります。
タンデムモードでは、ステレオ音声で音楽を共有しながら会話が可能です。一方、グループモードでは、モノラル音声で複数人と音楽を共有できます。
SB6XRとONEの組み合わせでの音楽共有
SB6XRとONEの組み合わせでも、オーディオシェア機能を使用することができます。ただし、SB6XRとONEでタンデムモードのオーディオシェアを行った場合、動作はONE側に準拠します。そのため、「タンデムモードで音声を共有しながら、SB6XR側からのインカム通話音声をONEへ送る」という運用はできません。インカム通話に戻る場合は、オーディオシェアを一度終了してください。
オーディオシェアの設定手順
オーディオシェアを設定するには、以下の手順を行います。
- SB6XRとONEをB+LINKでペアリングします。
- SB6XR側で音楽を再生します。
- SB6XRのデバイスボタンを1.5秒間長押しして、オーディオシェアを開始します。
- ONE側でも同様にデバイスボタンを1.5秒間長押しして、オーディオシェアを受信します。
これにより、SB6XRからの音楽をONEと共有しながら会話を楽しむことができます。
注意点と制限事項
オーディオシェア機能を使用する際には、以下の点に注意してください。
- SB6XRとONEの組み合わせでは、タンデムモードでの音楽共有中にインカム通話を同時に行うことはできません。
- 音楽共有中にインカム通話を行いたい場合は、オーディオシェアを終了する必要があります。
- オーディオシェアの通信距離は約10mとなります。
まとめ
SB6XRとONEを使用して音楽を共有しながら会話を楽しむことは可能ですが、いくつかの制限があります。特に、タンデムモードでの音楽共有中にインカム通話を同時に行うことはできないため、使用シーンに応じて適切に設定を行うことが重要です。快適なツーリングを楽しむために、これらの機能を活用してみてください。
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