ホンダS660でスマホをBluetooth接続した際に、スマートフォン側のスピーカー名や接続先表示が「FIT」など別の車種名になることがあります。S660専用のシステムなのに、なぜ他車種の名前が表示されるのか不思議に感じる方も少なくありません。この記事では、S660のBluetooth表示がFITになる原因や、ホンダ車のオーディオシステムの共通化について詳しく解説します。
S660のBluetooth接続でFITと表示される原因
S660前期型でBluetooth接続時に「FIT」と表示される場合、故障や接続ミスである可能性は低く、多くの場合は車載オーディオ機器のBluetooth設定情報によるものです。
Bluetooth機器には、スマートフォンに表示される機器名(デバイス名)が登録されています。この名称は必ずしも車種名と一致する必要はなく、オーディオユニットの開発時に設定された名称がそのまま表示されることがあります。
つまり、S660に搭載されているBluetooth対応オーディオが、FITなど他のホンダ車と共通の部品やソフトウェアを使用している場合、スマホ側ではFITという名前が表示されることがあります。
ホンダ車のBluetoothシステムは車種間で共通なのか
近年の自動車メーカーでは、車種ごとにすべて別々の電子部品を開発するのではなく、複数車種で同じオーディオユニットや制御システムを利用することが一般的です。
ホンダでも、コンパクトカーから軽自動車、スポーツモデルまで、一部のオーディオ機器やBluetooth関連の制御システムが共通化されています。
例えば、S660のような特殊なスポーツカーでも、Bluetooth接続やハンズフリー通話などの基本機能については、量産車で使用されているシステムをベースにしている場合があります。
なぜS660専用の名前ではなくFITになるのか
Bluetooth機器名は、車両の外観やグレードを認識して自動的に変更される仕組みではありません。車載ユニット内部に登録された固定の名称がスマートフォンへ送信されます。
そのため、同じBluetoothユニットを使用している複数の車種では、代表的な車種名や開発時の名称が表示されることがあります。
例えば、S660に乗っているにもかかわらずスマホに「FIT」と表示されても、実際にはS660のBluetooth機器へ接続されており、音楽再生や通話機能に問題がなければ正常な状態と考えられます。
同じような表示になるユーザーはいるのか
車種とは異なる名称が表示される現象は、S660に限らず、同じメーカー内で共通部品を使用している車両では発生することがあります。
特に純正ナビや純正オーディオでは、メーカーが用意した共通ソフトウェアを利用しているため、車種名とBluetooth表示名が一致しないケースがあります。
そのため、S660でFITという表示が出た場合も、同じ経験をしたユーザーは珍しくありません。
Bluetooth接続で困った場合に確認するポイント
Bluetooth表示名が気になる場合でも、まず確認すべきなのは接続や機能が正常に動作しているかどうかです。音楽が再生でき、ハンズフリー通話も問題なく利用できる場合は基本的に問題ありません。
もし接続が不安定になった場合は、スマートフォン側のBluetooth登録情報を一度削除し、車両側と再ペアリングすることで改善することがあります。
また、中古車で購入した場合は前オーナーの登録情報が残っている可能性もあるため、Bluetooth設定の初期化を行うことも有効です。
まとめ
S660前期型でBluetooth接続時にスマホ側へ「FIT」と表示される現象は、Bluetoothユニットやソフトウェアが他のホンダ車と共通化されていることが主な原因と考えられます。
Bluetoothの表示名は車種そのものを示しているわけではなく、車載機器に設定された名称が表示される仕組みです。そのため、S660なのにFITと表示されても、接続や音楽再生が正常なら故障ではありません。
車種専用モデルであるS660でも、電子部品やシステムは量産車と共有されている部分があります。こうした共通化によって、信頼性やコスト面でメリットが生まれているのです。


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