スズキ・レッツ4バスケットは扱いやすい原付として人気ですが、整備後にも関わらず加速時にエンジンが止まる、電気が落ちるようにストンとエンストするなどの症状が出ることがあります。この記事では、加速不良や突然のエンストが起きる原因と対処法を、わかりやすく解説します。
加速時にエンジンが止まる症状の特徴
「ブッブッブッ」と息つきしながら加速し、その後ストンとエンジンが切れる症状は、単純な燃料不足から電装系トラブルまで幅広い原因が考えられます。再始動できる点から、完全故障ではなく“負荷がかかった瞬間に電源供給が途切れている”可能性が高いといえます。
整備直後にこの症状が出る場合は、交換した部品の接触不良やセンサー類のトラブルも疑われます。
中国製バッテリーの影響はあるのか
安価な中国製バッテリーは当たり外れが大きく、初期不良や電圧の不安定が原因で走行中に電源が落ちるケースがあります。原付はバッテリーが弱ると点火が不安定になり、加速時に失火してエンストすることがあるため、品質はとても重要です。
特にレッツ4系はインジェクション車のため、電圧が一定でないと燃料噴射が安定せず不具合が出ることもあります。「絶好調→負荷でストップ」の症状はバッテリー不良と一致します。
エンジン停止につながる電装系のチェックポイント
整備内容から、以下の電装部分の確認も必要です。交換時にコネクタがしっかり刺さっていないケースもよくあります。
- イグニッションコイルのカプラー接触不良
- バッテリー端子の締め付け不足
- アース線の緩みや腐食
- レギュレーター不良による電圧不足
特にレギュレーター故障は原付で多い症状で、走行中に電圧が急落してエンストする典型的な原因です。
体重100kgは影響する?
体重が重いからといって、エンストや電源断の原因にはなりません。確かに加速時の負荷は大きくなりますが、正常な車体なら問題なく走行できます。今回のように“電気が落ちるように止まる”症状は、体重ではなく電装トラブルが原因です。
ただし、駆動系(ベルト、クラッチ、ウエイトローラー)が弱っている場合、加速時に負荷が増えると症状が悪化する場合もありますので合わせて点検が必要です。
実際のトラブル例と原因
似た症状の例として、バッテリー交換後に加速時だけエンストする個体では、原因がレギュレーターの電圧不安定だったというケースがあります。測定するとアイドリング時は正常でも、加速で電圧が急低下していました。
また、インジェクション車ではスロットルボディのカプラー接触不良だけで突然エンジンが止まることがあり、整備後に起こりやすい傾向があります。
まず試すべき具体的な対処法
次の手順で原因を絞り込むことができます。
- バッテリー電圧を測定(12.6V以下なら要交換)
- 端子の締め付け確認
- イグニッションコイル・レギュレーターのカプラー確認
- 走行時の電圧測定(整備工場に依頼)
電装系が正常なら、次は駆動系の点検を依頼すると良いでしょう。
まとめ|今回の症状の最有力原因
レッツ4バスケットの加速不良・エンスト症状は、体重ではなくバッテリー・レギュレーター・電装接触不良が原因の可能性が最も高いです。特に安価バッテリー使用時に起きやすい症状と一致しており、電圧が安定しないとインジェクション車はすぐ不調になります。
再発防止のためにも電装系の点検を行い、可能であれば信頼性の高いバッテリーに交換することをおすすめします。


コメント