キムコ スーパーナイン(Super 9)のエンジンオイル ドレンボルトの位置と交換手順

車検、メンテナンス

キムコのスクーター「スーパーナイン(Super 9)」でエンジンオイルのドレンボルトの位置が分からないという方に向けて、実際の整備マニュアルに基づいたボルトの位置、工具、トルク、注意点などを詳しく解説します。

スーパーナインのドレンボルトの場所

スーパーナインのエンジンオイル ドレンボルトは、エンジン左側のクランクケース下部にあります。車体をセンタースタンドで水平に立てた状態で、オイル抜きのための穴付近に配置されています。

サービスマニュアルでは、「エンジンを停止し、センタースタンドで水平に車体を固定してからオイルドレンボルトを取り外す」と明記されています。オイルチェンジ時にはこの位置から完全に排出される構造です :contentReference[oaicite:0]{index=0}。

使用する工具と締め付けトルク

ドレンボルトは17mmレンチ(ソケットまたはメガネレンチ)が必要です。締め付けトルクは約25 N・m(18 lb‑ft)とされています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

ドレンワッシャーは消耗品なので毎回新品に交換する推奨があります。また、締めすぎによるクランクケース破損防止のためトルクレンチ使用が望ましいです。

交換手順の流れ

まずエンジンを温めてオイルを温かくし排出しやすくします。その後、センタースタンドで水平に固定し、17mmレンチでドレンボルトを緩めます。

緩めた後は廃油トレイ等をボルト取り付け部の下に置き、ボルトを完全に外してオイルを排出します。排出後は新しいワッシャーと共にボルトを規定トルクで締め付けます。

オイルフィルターの確認と清掃

Super 9のマニュアルではオイルフィルター画面(ストレーナー)の清掃手順も記載されており、オイル交換時には併せてチェックすることが推奨されています。取り外し可能な構造で、エアやパーツクリーナーでの清掃が必要です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。

フィルター清掃後、再度取り付けし、オイルを規定量まで注入してレベルチェックを実施します。

実例や注意点まとめ

他のキムコ車種(例:アジリティー125)でも、ドレンボルトはクランクケース下部にある17mmサイズが多く、経験的に共通性があります :contentReference[oaicite:3]{index=3}。

なお、スーパーナインではドレンボルトが齧った、またはワッシャーが設定されていない事例も報告されています。その場合は互換ボルトや銅ワッシャーを準備し、再利用や適正品の使用を検討してください :contentReference[oaicite:4]{index=4}。

まとめ:安心してオイル交換するために

キムコ スーパーナインのエンジンオイル ドレンボルトはエンジン左下、17mm レンチで外せる位置にあります。締め付けトルクは25 N・m(18 lb‑ft)です。

ボルトやワッシャーの状態に注意し、トルク管理とフィルター清掃を怠らなければ、安心してオイル交換ができます。初めての方は整備マニュアルや専門店との相談をおすすめします。

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