AF27スーパーDIOの最高速を上げるために、ボアアップせずにどのような方法で性能を引き出せるのかについて解説します。すでにいくつかのカスタマイズを行っている方にとって、次のステップとして試すべき最適な方法をご紹介します。
現状のカスタマイズ内容
現在のAF27スーパーDIOのカスタマイズ内容として、横綱プーリーWR 7g、タイヤ前後90/90太足化、純正ベルト、35ZXステム毎入替済、ディスク化が行われています。これらのカスタマイズにより、リミッターカットをした状態でも最高速が70km/hとなっています。
これまでの改造で得られる最高速は、十分に引き出された状態と言えますが、さらに速度を上げるためには追加の調整が必要です。
最高速を引き出すためのカスタマイズポイント
AF27スーパーDIOの最高速をさらに上げるための方法は、主にエンジン周りと吸排気系統の最適化です。例えば、以下のポイントを試すことで、より高い速度を狙えます。
- キャブレターの変更:LIVE系の規制前キャブを使用することで、より効率的な燃焼を実現し、速度向上が期待できます。
- エアクリーナーの交換:エアクリーナーをスポーツタイプに交換することで、エアフローの向上とレスポンスの改善が見込めます。
- マフラーの交換:排気系統を改善することで、エンジンの出力が向上し、最高速を引き上げる効果があります。
タイヤサイズとギア比の見直し
タイヤを前後90/90に変更済みですが、タイヤサイズやギア比の調整も重要な要素です。特にギア比を変更することで、回転数を高めることができ、最高速を伸ばすことが可能です。大きなタイヤサイズによる摩擦を減らすために、よりスリムなタイヤに戻す選択肢も考慮に入れるべきです。
さらに、ギア比の見直しやプーリーのセッティングを行うことで、走行性能の向上が期待でき、より高い速度を実現できます。
注意点と最適化の限界
AF27スーパーDIOのエンジンには、ボアアップをせずにどこまで性能を引き出すかという限界があります。ボアアップしない場合、ある程度の速度向上は可能ですが、エンジン自体の性能には限界があります。
したがって、最大限に性能を引き出すためには、キャブや排気系統、ギア比の調整に加え、エンジン周りの最適化を行い、無理のない範囲でチューニングを施すことが求められます。
まとめ
AF27スーパーDIOの最高速を引き上げるためには、ボアアップなしでも吸排気系統やキャブの見直し、ギア比の調整など、細かいカスタマイズを行うことで、さらにスピードを伸ばすことができます。特にLIVE系の規制前キャブへの交換やエアクリーナー、マフラーの変更が有効ですが、エンジンの限界を超えない範囲での調整が重要です。


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