バイクの継続車検で光軸だけ不合格、そのまま期限切れ…再検査は可能?

車検、メンテナンス

ユーザー車検でバイクの継続検査を受けた際、光軸だけが不合格となり、再検査前に車検の有効期限が切れてしまうケースは少なくありません。この記事では、期限切れ後の再検査の可否や手続き、注意点について詳しく解説します。

車検の再検査は「受検日から2週間以内」が原則

まず大前提として、継続車検(ユーザー車検)では、初回の検査から「2週間以内」であれば不合格項目だけの再検査(再受検)が可能です。この期間内であれば、車検の有効期限が過ぎていたとしても再検査は認められます。

つまり、期限切れよりも「検査から2週間以内」かどうかが重要ということです。これを過ぎると再度の予約と検査費用、書類一式の再提出が必要になります。

光軸だけの不合格は再検査で通る可能性が高い

光軸の不合格は、継続車検でよくあるケースです。特にHIDやLEDに変更している車両や、転倒歴があるバイクでは、光軸ズレが頻繁に起こります。再検査で修正後、しっかりと調整すれば高確率で合格が可能です。

光軸のみが原因であれば、調整作業と検査ライン通過だけで完了するため、再検査所要時間も短めです。

有効期限切れのまま再検査を受ける際の注意点

たとえ2週間以内でも、車検が切れたバイクは「公道走行不可」となります。そのため、再検査のためにバイクを運ぶには積載車や仮ナンバーが必要です。

仮ナンバーは市役所などで申請でき、車検証・自賠責保険のコピー・身分証明書などが必要です。数百円程度の手数料で交付されます。

再検査の受付方法と手順

  • STEP1: 不合格時にもらった「検査成績表」を持参
  • STEP2: 2週間以内であれば予約不要の再検査レーンに並ぶだけ
  • STEP3: 指摘された項目(今回は光軸)のみ再チェック
  • STEP4: 合格すれば新たな車検証とステッカーが交付

なお、再検査は通常1回目無料、2回目以降は検査費用(1,300円程度)がかかる場合があります。

2週間を過ぎたらどうなる?

検査から2週間を過ぎてしまうと、再検査は受け付けてもらえません。その場合は、最初からすべての書類を再準備し、車検の検査予約からやり直す必要があります。

また、自賠責保険が切れていないかもこの時点で再確認しておきましょう。

まとめ:光軸不合格でも2週間以内なら再検査OK

バイクの継続車検で光軸が不合格となり、車検の有効期限が切れてしまった場合でも、「検査日から2週間以内」であれば再検査で合格できる可能性は十分にあります

ただし、車検切れ車両の移動には注意が必要です。安全に、確実に、そして期限内に手続きを完了させましょう。

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