ハーレーダビッドソンXL1200R(2004年式)の純正タンクデザインは、クラシックかつ力強いスタイルが魅力です。しかし、経年劣化やカスタムの目的で「色だけ変えたい」「でも純正風のロゴやラインは残したい」というオーナーも少なくありません。この記事では、塗装変更の方法、ロゴやラインの再現手段、ステッカーの入手可能性について詳しく解説します。
純正タンクのロゴとパターンはステッカー?マスキング?
2004年式XL1200Rの純正タンクには、モデルやカラーによって差異はあるものの、多くの個体では「デカール(ステッカー)」方式が採用されています。これは塗装の上に貼り付けられ、さらにクリア塗装で保護されているケースが一般的です。
一部モデルでは、ラインパターンやロゴの一部がマスキング塗装で施されていることもあります。塗装変更を行う前に、現物の剥がれ方や表面の凹凸を確認することで、ステッカーかどうかの判別が可能です。
色だけ変えたい場合のベストな方法
1. デカールを再現する塗装店に依頼
バイク専門の塗装ショップの中には、純正タンクの再現に対応しているところもあります。ロゴやラインを一度剥がし、ベースカラーを変更後に再塗装または再デカール化し、最終的にクリアコートで保護する方法が主流です。
2. DIYでの塗装+市販ステッカー貼付
スプレーなどを使った自家塗装も可能ですが、色むらや密着不良のリスクがあるため、こだわる方にはあまりおすすめしません。ただし、最近はウレタンスプレーや専用プライマーを使えばかなり綺麗に仕上がります。
純正ロゴ・ステッカーの入手方法
1. 国内外のハーレーディーラーに確認
一部のディーラーでは純正デカールを部品として取り寄せ可能です。在庫があるかどうかは個体のカラーコードによって異なるため、車体番号とともに問い合わせましょう。
2. eBayや国内オークション、ハーレーパーツ専門店
J&P CyclesやeBayなどでは、海外のパーツディーラーが純正デザインのリプロダクトステッカーを販売しています。「XL1200R tank decal 2004」などで検索すると該当商品が見つかることがあります。
また、ヤフオクやメルカリでも時折出品されており、状態や価格に応じて選択肢にできます。
マスキングで再現する際の注意点
ラインやロゴを塗装で再現する場合、精密なマスキングが必須です。自作テンプレートも可能ですが、業者にレーザーカット済みのマスキングシートを依頼する方法が正確です。
また、クリアコートによる保護がないと耐候性に難が出るため、塗装後のトップコートは省略しないようにしましょう。
まとめ:色変更は可能、こだわるならプロへ依頼が安心
XL1200R(2004年式)のタンクカラー変更は、比較的簡単に可能ですが、純正ロゴやラインを維持したい場合は注意が必要です。ステッカー再現であれば比較的手軽ですが、完全再現にはプロの塗装技術が求められます。
仕上がりや耐久性にこだわりたい場合は、ハーレーに実績のある塗装ショップへの依頼をおすすめします。パーツやデカールの調達も早めに行い、あなたの愛車に長く誇れる一台を仕上げましょう。
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