CB750Fのテールランプが常時灯しない原因と修理方法

CB750Fのテールランプの常時灯がつかない問題に直面している方へ。この症状は、テールランプがキーオンで点灯しないが、ストップランプは問題なく点灯するというものです。この記事では、このような不具合の原因と修理方法について詳しく解説します。

1. 常時灯がつかない原因とは？

常時灯が点灯しない原因にはいくつか考えられます。まずは、電気系統の不具合を疑ってみましょう。キーをONにしたときに常時灯が点かない、または点いたり消えたりする場合、以下の要因が考えられます。

1.1. コンタクト不良：キーシリンダーやスイッチ部分に接触不良がある場合。

最もよく見られる原因の一つは、キーシリンダーやスイッチ内部の接触不良です。特に「ON」の位置から「P」の位置に回したときにランプが点灯するという場合、スイッチ内部で接触不良が発生している可能性があります。

この場合、スイッチの内部を確認し、接点を清掃したり、必要であればスイッチ自体を交換することが解決策となります。

配線の不具合もよくある原因です。テールランプまでの配線が摩耗や腐食によって断線していることがあります。特にキーをOFFにした状態で不具合が発生する場合、配線に問題があるかもしれません。

配線を一度確認し、断線やショートがないかをチェックします。必要に応じて、断線部分を修理したり、古くなった配線を新しいものに交換することをおすすめします。

テールランプのソケット部分が故障している場合、テールランプが正しく点灯しないことがあります。特に、テールランプの常時灯部分だけが点灯しない場合、ソケット内部の接点が腐食している可能性があります。

ソケットを取り外し、内部の接点を清掃し、問題が解決しない場合はソケット自体を交換することが解決策となります。

テールランプに電気が供給されない場合、レギュレーターやフューズの問題も考えられます。テールランプ用の回路が正常に動作しているか、フューズが切れていないかをチェックします。

フューズが切れていた場合は新しいものに交換し、レギュレーターが故障している場合は交換を検討します。

修理が完了したら、最終的な確認を行いましょう。キーをONにした状態でテールランプが正常に点灯するか、またストップランプの動作も確認します。すべてのライトが正常に動作していることを確認したら、修理は完了です。

さらに、キーOFFからONに戻した際の挙動を再度チェックし、問題が再発しないことを確認しましょう。

CB750Fのテールランプが常時灯しない場合、スイッチ部分の接触不良や配線、ソケットの故障などが原因として考えられます。これらの原因を順にチェックし、必要な修理を行うことで問題を解決できます。

修理作業が進まない場合や不安がある場合は、専門のメカニックに相談することも一つの手です。安全なバイクライフのために、早期に修理を行いましょう。