家庭菜園や小規模農業の作業効率を大きく上げてくれる「乗用耕運機」。しかし、新品は高額で、中古でも20万円以内で探すとなると選択肢は限られてきます。この記事では、20万円前後で購入可能な中古乗用耕運機の見つけ方や注意点、購入先を具体的にご紹介します。
乗用耕運機の中古市場の相場と現実
乗用耕運機の中古相場は、状態や年式、メーカーによって大きく異なりますが、整備済みの動作品は30万〜50万円台が中心です。20万円以下で探す場合、年式が古い・整備されていない・要修理といった条件が多くなります。
そのため、価格だけで判断せず、走行確認や整備記録の有無など「実際に使えるか」に注目することが大切です。
中古乗用耕運機が安く手に入る代表的な購入先
予算20万円で現実的に探すなら、以下のような購入ルートが有力です。
- 中古農機具専門サイト(例:農機具市場、アグリズなど)
- ヤフオク・メルカリ(地方出品者が多く、掘り出し物がある)
- 農協や農機具販売店の中古在庫(交渉で価格が下がる可能性も)
- 地域の掲示板・ジモティー(格安または譲渡案件が出ることも)
例えば「ジモティー」では、農家が買い替えのために格安で出品するケースもあり、過去には15万円程度で稼働品の取引例もあります。
見逃せない!格安中古を手に入れる5つのコツ
1. 検索キーワードを工夫:「耕運機」「トラクター」「ミニトラクター」「小型乗用耕運機」など、複数の呼び名で検索するとヒット数が増えます。
2. 地域密着で探す:大型商品のため、近隣の出品者を優先すると送料や輸送の手間が省けます。
3. SNSや地域の農家コミュニティを活用:「譲ってくれる人いませんか?」と投稿することで、眠っていた機械が出てくる可能性も。
4. 壊れていても修理前提で交渉:「エンジンかからない」などのジャンク品を格安で購入し、修理して使う方法もあります。
5. タイミングを狙う:農繁期前後や決算期(3月・9月)は買い替えが増え、放出品が出やすくなります。
購入前に必ず確認すべきチェックポイント
中古農機具は一品モノ。状態が命です。以下のポイントは最低限確認しましょう。
- エンジンの始動性と異音
- タイヤ・ブレーキなどの消耗具合
- 付属の作業機が正常に動くか
- 整備記録や修理歴の有無
- 配送・引き取り手段
個人売買での購入はリスクも伴うため、可能であれば動作確認をしっかり行いましょう。
注意:安く買っても維持費はかかる
格安で手に入れたとしても、オイル交換、タイヤ交換、バッテリー、フィルターなど消耗品の維持費は定期的に必要です。また、部品が廃番になっているケースもあるため、購入後の整備対応が可能な販売店や修理業者の情報も事前に調べておくと安心です。
まとめ:20万円以下でも乗用耕運機は見つかる!ただし行動と情報戦がカギ
20万円以内で中古の乗用耕運機を見つけるのは簡単ではありませんが、正しい探し方と少しの工夫、タイミングを見極めることで、掘り出し物に出会える可能性は十分にあります。農作業の効率化や負担軽減のためにも、ぜひ情報をフル活用して賢い買い物を実現しましょう。
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