バイク整備や電装トラブル解消には、レギュレーター(電圧調整器)の位置を正しく把握することが重要です。本記事では、ホンダ・クリック125i(2013年モデル)での設置場所を実際の写真とともにわかりやすく解説します。
レギュレーターとは?役割と仕組み
レギュレーターはバッテリーに流れる電圧を12~14V程度に安定させる装置で、発電された電流を制御します。
発電機(ジェネレーター)とバッテリー、そして電装品の間に配置され、過電圧によるバッテリー破損や電装系トラブルを防ぎます。
クリック125iでの実際の設置場所
写真の通り、レギュレーターは車体右側カウル内、バッテリーとECUのすぐ横に取り付けられています。
外装パネルを外すと、ヒートシンク付きの小型ユニットが見える位置です。
見つけ方のポイント
- ヒートシンク状の放熱フィンが目印
- 配線はいくつか束ねられて車両後部側に向かっている
- 通常は防水カバーなどで覆われ、ネジ4本程度で固定
交換時の注意点
取り外しの際は、まずバッテリーのマイナス端子を外してから作業します。
取り付け時は防水パッキンやOリングの劣化チェックを行い、適切なトルクで締めるのがポイントです。
まとめ
クリック125i(2013年式)のレギュレーターは右カウル内、バッテリーの横に設置されており、ヒートシンク付きのユニットとして視認しやすい構造です。メンテナンスや交換の際には、しっかり場所を把握したうえで、安全に作業を行いましょう。
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