高校生になり、通学やアルバイトなどのために原付免許を取りたいと考える人は少なくありません。原付免許は16歳から取得できますが、神奈川県では試験が実施される曜日に注意が必要です。
2026年8月時点の神奈川県警察の案内では、原付免許の学科試験は月曜日から金曜日までの午前中に実施され、土曜日・日曜日・祝日・休日・年末年始は実施されません。そのため通常の全日制高校に通っている人の場合、春休み・夏休み・冬休み、学校の振替休日などを利用しないのであれば、授業がある平日に受験することになる可能性が高いです。
ただし、「高校生は学校を休まなければ原付免許を取得できない」という法律上のルールがあるわけではありません。試験日と学校の日程が重なるかどうかの問題なので、長期休暇や平日の休校日を利用できれば、授業を欠席せずに取得することも可能です。
神奈川県の原付免許試験は平日の午前中に実施
神奈川県警察によると、原付免許・小型特殊免許の学科試験は月曜日から金曜日までの午前中に実施されています。土曜日・日曜日・祝日・休日・年末年始の休日は除かれます。さらに現在は予約制で、予約をした人だけが受験できます。[参照:神奈川県警察 原付免許・小型特殊学科試験のオンライン予約受付]
試験当日の受付については、神奈川県警察の案内で午前8時30分から午前9時までとされています。場所は横浜市旭区にある神奈川県警察運転免許センターです。[参照:神奈川県警察 原付免許・小型特殊免許の運転免許試験手続]
したがって、一般的な高校の授業時間と重なる可能性は高く、「放課後に二俣川へ行って原付試験を受ける」という取得方法は現在の試験日程では難しいと考えたほうがよいでしょう。
学校を休みたくないなら長期休暇や平日の休校日を狙う
高校生が授業を休まず原付免許を取得したいなら、夏休み・冬休み・春休みなど、学校の授業がない平日に予約するのが分かりやすい方法です。
ほかにも、学校行事の振替休日、入試に伴う在校生の休校日、創立記念日などが平日に設定されていれば候補になります。ただし原付試験自体が実施される日である必要があります。
例えば「夏休み中の月曜日に受験する」という予定なら、学校を欠席せずに済みます。一方、通常授業が行われる火曜日に予約すれば、学校側の扱いにもよりますが授業を欠席・遅刻することになる可能性があります。
原付試験は現在予約が必要
神奈川県では、原付免許の学科試験を予約なしで受験することはできません。神奈川県警察ではオンライン予約を案内しており、パソコンやスマートフォンから希望する受験日を選択できます。
予約対象期間は翌月の同日までと案内されています。また人数には限りがあるため、学校の長期休暇に入ってから慌てて確認するより、受験可能な時期が近づいたら早めに予約状況を確認するほうがよいでしょう。
オンライン予約ができない場合については電話予約も用意されていますが、電話予約はパソコンやスマートフォン等がなくオンライン予約できない人向けとされています。最新の日程や手続方法は受験前に神奈川県警察の公式情報を確認してください。
試験に合格するだけでなく原付講習も必要
初めて原付免許を取得する場合には、学科試験だけを考えればよいわけではありません。原付免許取得時には原付講習があり、神奈川県警察の2026年4月時点の案内では講習手数料が5,250円とされています。
免許証のみを希望する場合、試験手数料1,600円、講習手数料5,250円、交付手数料2,350円と案内されています。手数料は制度改正で変更されることがあるため、実際に申し込む時点の金額を確認しましょう。
受験当日は必要書類や写真なども必要になります。「休みが1日しかないのに書類不足で受験できなかった」ということを避けるためにも、予約時に神奈川県警察の受験案内を一通り確認しておくことが重要です。
高校生は免許制度とは別に「学校の校則」を確認する
原付免許は法律上16歳から取得できます。しかし、法律上免許を取得できることと、高校が免許取得を認めていることは別の問題です。
高校によっては、いわゆる「三ない運動」などの考え方を背景として、在学中のバイク免許取得やバイク通学について独自の校則を設けている場合があります。免許取得を届け出る学校、一定の条件で認める学校、通学利用だけを禁止している学校など対応は一律ではありません。
原付免許を取りに行くため無断で学校を欠席する前に、自分の高校の生徒手帳・校則を確認することが大切です。分からなければ担任や生徒指導担当へ「免許取得そのものは認められているか」「取得届が必要か」を確認しておくとトラブルを防げます。
「免許を取れる」と「原付で通学できる」は別
原付免許を取得できたとしても、それだけで高校へ原付通学できるわけではありません。通学方法については学校側の規則が適用されます。
例えば免許取得自体は認められていても、原付による通学は禁止されている学校があります。反対に、公共交通機関が少ない地域などで一定の条件を満たせば許可される場合もあります。
アルバイト先への移動に原付を使いたい場合も、学校側にアルバイトやバイク利用に関する規則があれば確認しておくと安心です。免許取得・車両購入・任意保険加入まで済ませてから校則違反に気付くのは避けたいところです。
学校を休まず取得したい場合のスケジュール例
授業を欠席せず取得するなら、まず16歳になる時期と学校の年間予定表を確認します。そのうえで、夏休みなどの平日から候補日をいくつか決め、神奈川県警察の予約ページで空きを確認する方法が効率的です。
例えば8月の夏休み期間中に取得したいなら、7月から8月にかけて予約可能日を確認し、試験までに交通ルールや標識などの学科試験対策を進めます。当日は必要書類をそろえて運転免許センターへ向かいます。
神奈川県警察運転免許センターは横浜市旭区中尾1丁目1番1号にあり、最寄りは相鉄線二俣川駅です。二俣川駅からはバスまたは徒歩でアクセスできます。[参照:神奈川県警察 運転免許センターのご案内]
まとめ:通常授業日に取るなら欠席が必要になりやすいが、長期休暇なら休まず取得できる
神奈川県の原付免許学科試験は、2026年8月時点では月曜日から金曜日までの午前中に実施され、土日祝日は原則として試験日になっていません。そのため通常授業がある平日に受験する高校生は、学校を休む・遅刻するなどの対応が必要になる可能性が高いといえます。
ただし「高校生は学校を休まないと原付免許を取れない」という制度ではありません。夏休み・冬休み・春休みや平日の振替休日などに予約すれば、授業を欠席せず取得することが可能です。
また16歳以上なら法律上は原付免許を取得できますが、高校の校則は別問題です。受験予約をする前に学校の免許取得に関する規則を確認し、そのうえで神奈川県警察の最新の試験日・予約方法を確認して日程を組むのが確実です。


コメント