運転免許更新時に住所変更は可能?引越し後でも更新できるケースと注意点

運転免許

引越しをしたばかりで免許証の住所変更をしていないまま、更新手続きを控えている方は意外と多いものです。今回は、住民票のある都道府県と免許証の住所が異なる場合の更新手続きがどうなるか、特に初回更新における注意点を交えて解説します。

免許証と住民票の住所が異なる場合の基本ルール

運転免許証は、住民登録されている住所地の都道府県で手続きを行うことが原則です。引越し後、住民票を新住所に移した場合は、速やかに運転免許の住所変更(記載事項変更)を行う必要があります。

この手続きを行わないまま別の都道府県で更新を申し込むと、受付を断られる可能性があります。

初回更新(初回講習)と住所変更のタイミング

初回更新の方は、通常より講習時間が長く、予約や受付も厳格に運用されています。住所変更手続きをせずに予約をしている場合、予約は無効となる場合があるため、注意が必要です。

たとえば、旧住所が東京都で住民票を千葉県に移している場合、東京都内(例:鮫洲運転試験場)では原則更新できません。

住所変更の手続き方法

免許の住所変更は、警察署または運転免許試験場で即日可能です。必要なものは以下のとおりです。

  • 住民票の写し(発行から6か月以内)
  • 本人確認書類(保険証など)
  • 運転免許証

なお、住民票の写しにはマイナンバーの記載がないものを用意しましょう。

千葉県に転入した場合の免許更新方法

千葉県に住民票を移した方は、千葉県内の更新センターや運転免許センターでの手続きが必要です。千葉県警察公式サイトには、講習区分別の受付場所・日時が詳しく記載されています。

初回更新の方は、指定のセンター(例:幕張・流山・千葉運転免許センターなど)での予約が必要になるため、早めに予約枠を確認することをおすすめします。

旧住所地での更新ができる例外は?

基本的に新住所地での更新が原則ですが、以下のようなケースでは旧住所での手続きができる場合もあります。

  • 住民票の異動手続きをしていない(=住民票が旧住所のまま)
  • 転入後14日以内でまだ住民票が旧住所にある
  • やむを得ない事情があり、更新期限直前での特例対応

ただし、これらはあくまで例外であり、手続き窓口に事前確認を取ることが重要です。

まとめ:引越し後の免許更新は「住所変更手続き」が鍵

運転免許の更新手続きにおいては、住民票のある都道府県で行うのが大原則です。引越し直後に免許更新のタイミングが来た場合は、まず免許証の住所変更を済ませたうえで、新住所地での更新手続きを行いましょう。

予約制の更新センターが多いため、無駄足を防ぐためにも早めの情報収集と手続きが大切です。

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