ヤフオクなどでMBX50の中古タンクを購入すると、稀にタンクキャップが付属していないケースがあります。このままでは燃料漏れや走行中の揮発リスクがあり、使用できません。この記事ではMBX50に合うタンクキャップの選び方や、社外品・流用可能な代替案について詳しく解説します。
MBX50のタンクキャップの基本仕様
MBX50は1980年代にホンダが販売していた原付スポーツバイクで、タンクキャップはネジ式ではなく差し込みロック式(いわゆるキー付きロック式)を採用しています。純正部品番号はすでにメーカー在庫終了の可能性が高く、入手困難になりつつあります。
そのため、中古部品または互換性のある社外キャップを探すのが現実的な対応となります。
代替キャップとして流用できる可能性のある車種
以下のホンダ車両の一部タンクキャップがMBX50と同径・同形式で流用可能な事例があります。
- NS-1(前期モデル)
- MB50
- MTX50
- CRM50
ただし、年式やモデルによりキャップサイズ・ロックの爪位置などが微妙に異なるため、現物合わせや、出品者・ショップへの適合確認が必須です。
社外品で対応できるタンクキャップ
近年ではAmazonやモノタロウ、Webikeなどで社外互換キャップが複数販売されています。特に「汎用ホンダ50cc旧車向け」と記載された製品はMBX50との適合可能性が高いです。
たとえば、「汎用ホンダ 燃料タンクキャップ 直径40mm」などの表記がある商品は、現車にてキャップ受けの口径が合えば流用可能です。
応急処置としての対応策
すぐに走行が必要で、キャップがない場合は応急として以下の方法があります。
- ラップ+布+結束バンドで暫定密閉
- ゴム栓やシリコンキャップで口を塞ぐ
ただしこれは一時的な対処に限り、安全性・密閉性の観点から早急に正式なタンクキャップを用意することが重要です。
注意点とトラブル回避のポイント
流用や社外キャップを選ぶ際は、以下の点に注意してください。
- キーシリンダー付きでロック可能なものを選ぶ
- 装着後にタンクの気密がしっかり保たれているか確認
- 中古キャップはガスケットが劣化していないか要チェック
また、取り付け後にガソリンの揮発臭や滲みがないか、数日間様子を見ることをおすすめします。
まとめ:MBX50のタンクキャップ問題は代替策で解決可能
MBX50に適合する純正タンクキャップは入手困難になりつつありますが、流用可能な旧ホンダ車種や、社外互換キャップを活用することで十分対応可能です。ネットショップやフリマサイトをうまく活用し、確実な適合確認を行うことで、安全にバイクライフを楽しむことができるでしょう。
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