バイクにETCやスマホホルダーなどの電装パーツを追加するとき、気になるのが取り付け工賃です。特に複数の用品を同時に取り付ける場合、「配線作業は似ているのだから工賃は1回分で済むのでは?」と疑問に感じる方も少なくありません。
しかし、実際のバイク用品取り付けでは、作業内容や必要な確認項目によって工賃の計算方法が変わります。この記事では、ETCと電源供給タイプのスマホホルダーを同時装着する場合の工賃の考え方や、費用を抑えるポイントについて詳しく解説します。
バイクの電装品取り付け工賃はなぜ別々に設定されるのか
バイクショップでは、取り付ける部品ごとに基本工賃が設定されていることが一般的です。これは、単純に配線をつなぐだけではなく、それぞれの用品ごとに取り付け位置の確認や動作チェックが必要になるためです。
例えばETCの場合は、本体やアンテナ、インジケーターの設置場所を決め、配線を車体内部にきれいに収め、通信確認まで行う必要があります。一方、スマホホルダーの場合も電源取り出し、配線処理、防水対策など別の作業が発生します。
そのため、同じ電装系の作業でも「ETCの取り付け作業」と「スマホホルダーの電源取り付け作業」は別作業として扱われるケースがあります。
ETCとスマホホルダーは作業内容が重なる部分もある
一方で、2つの用品を同時に取り付ける場合、すべての作業が完全に別になるわけではありません。
例えば、シート下やカウル内部から電源を取る作業、配線を車体に沿わせる作業などは共通して行う場合があります。そのため、お店によっては追加作業分のみの工賃にしたり、セット料金を設定している場合もあります。
具体的には、ETC取り付け時にアクセサリー電源を確保し、そこからスマホホルダー用の電源を分岐できる場合などは、作業時間が短縮される可能性があります。
PCX160のようなスクーターは電装作業に時間がかかる理由
PCX160のようなスクーターは、ネイキッドタイプのバイクと比べて外装パネルを取り外す作業が必要になることがあります。
電源を取るためにフロント周辺やシート下のカバーを外し、配線を目立たないように処理する必要があるため、取り付け部品が2つになると確認作業も増えます。
例えばスマホホルダーだけならハンドル周辺の作業で済む場合でも、電源を車体内部から取る場合はカバー脱着や配線処理が必要になります。ETCも同様に設置場所によって作業量が変わります。
工賃を抑えたい場合に確認するポイント
複数の電装品を取り付ける場合は、依頼前にショップへ相談することで費用を抑えられる可能性があります。
- 同時作業による割引があるか確認する
- 電源取り出し作業が共通化できるか相談する
- 取り付け位置を事前に決めておく
- 用品を購入した店舗で取り付けを依頼する
例えば「ETCとスマホホルダーを同時に取り付けたいのですが、配線作業が共通になる部分はありますか?」と聞くことで、お店側から作業内容に合わせた見積もりを提示してもらいやすくなります。
自分で取り付ける場合の注意点
スマホホルダーだけであれば比較的簡単な作業に見えますが、電源供給タイプの場合は配線処理が必要になります。
特にバッテリーへの直接接続や適切でない電源取り出しは、バッテリー上がりや電装トラブルの原因になることがあります。ETCについても重要な機器であり、正しく取り付けないと正常に通信できない可能性があります。
電装作業に慣れていない場合は、工賃がかかっても専門店に依頼することで安心して使用できます。
まとめ
ETCとスマホホルダーを同時に取り付ける場合でも、それぞれに工賃が設定されることは珍しくありません。理由は、各用品ごとに取り付け、配線処理、動作確認などの作業が必要になるためです。
ただし、電源取り出しや配線作業など共通する部分もあるため、ショップによってはセット料金や追加分のみの工賃になる場合もあります。
PCX160のような外装脱着が必要なスクーターでは作業時間も変わるため、依頼前に具体的な作業内容と見積もりを確認することが、納得できる費用で取り付けてもらうポイントです。


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