ハイエースに人気のホイール「WORKエクストラップM1HC 17インチ」を装着する際、ホイールナットの長さや突出量は見た目にも安全面にも大きな影響を与えます。この記事では、ナットの適正な長さとホイールからの突出を防ぐための選び方、そして取り付け時の注意点を解説します。
ホイールナットの突出許容範囲とは?
一般的に、ホイールナットはホイール表面からの突出がない、または最小限に抑えられている状態が理想とされます。突出があると見た目に影響するだけでなく、車検に通らない可能性もあるため注意が必要です。
WORK製ホイールの設計では、ナットがセンターキャップ内に収まるように想定されていますが、使用するナットの全長や形状によっては、ホイール面からはみ出ることがあります。
WORKエクストラップM1HC 17インチのナット適合サイズ
ハイエースに装着する場合、M12×1.5mmのピッチに対応したナットが標準ですが、全長(ナットの高さ)は32mm以下が無難とされています。特に貫通ナットではなく、袋ナット(クローズエンド)を選ぶことで突出を防ぎやすくなります。
ホイールのデザインによっては、30〜32mmの袋ナットでも若干見えるケースもあるため、32mmを目安にしながらナット座面からの飛び出しがゼロ~2mm以内に収まるタイプを選ぶのが安全です。
おすすめのホイールナットと実例
たとえば、KYO-EI(協永産業)の「HEPTAGON(ヘプタゴン)袋ナット」は32mmで、WORKホイールとの相性が良く、見た目もスポーティです。また、クロモリ製やアルミ製ではなく、強度の高いスチール製ナットを選ぶことで安全性も担保されます。
実際にWORKエクストラップM1HCに32mmナットを使用したオーナーからは「ナットの突出なしでセンターキャップも問題なく装着できた」とのレビューも多数あります。
ホイールのオフセットやハブ高も確認しよう
ナットの突出量だけでなく、ホイールのオフセットやセンターキャップの深さ(ハブ高)も重要な要素です。オフセットが極端に外に出る仕様だと、ナットも目立ちやすくなります。
また、ハブリングやスペーサーの併用によって、ナットの位置が変わることもあるため、装着前に現物合わせで確認するのがベストです。
まとめ:32mm以下の袋ナットを選んで確実に収めよう
ハイエースにWORKエクストラップM1HC 17インチを装着する際は、ナットの長さを32mm以下に抑えるのが目安です。特に袋ナットを選び、ホイール表面からの突出が出ないように心がけることで、見た目もスマートかつ法令上も安心して走行できます。
ナットの選定に迷った場合は、WORKやナットメーカーに適合確認を取りつつ、信頼できるショップで取り付けを依頼するとより確実です。
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