ホンダ 250T LA カスタム フロントフォークダストシール&オイルシール品番ガイド

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クラシックなホンダ 250T LA カスタム(1970年代)などの旧車フロントフォークでは、ダストシールやオイルシールが経年劣化しやすく、適切な部品選びが重要です。本記事では、品番の特定方法、互換性のあるパーツ、交換のポイントを整理して解説します。

ダストシールとオイルシールの基本的な役割

まず、ダストシールはフォークチューブの外側に付いてホコリ・汚れの侵入を防ぎ、オイルシールは内部フォークオイルの漏れを防ぐ構造です。どちらも劣化すると油漏れ・走行安定性の低下に直結します。

ホンダ旧車に多い汎用品と品番の例

250T LAカスタムの純正品番は入手しづらいケースが多いため、TL250やCL360などの1970年代ホンダフォーク用の汎用品を流用するのが一般的です。

例として、TL250(1975–76)用のダストシールはID約31.5 mm、OD約60 mm程度の汎用品が適合することがあります :contentReference[oaicite:0]{index=0}。

オイルシールの汎用品品番

オイルシールは外径と内径・厚みの寸法が重要です。TL250などの35 mmフォークチューブ用であれば、“35×48×11 mm”のオイルシール(例:純正品番91254‑434‑003)が使用できる可能性があります :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

ホンダ旧車フォーラムでもこのサイズが汎用として出回っており、価格が安く交換しやすい構成です。

寸法確認と互換パーツ選びのポイント

  • チューブ径(ID): シール内径がフォークチューブにフィットすること
  • 外形(OD): フォークアウターチューブに嵌め込めるサイズ
  • 厚み: シール溝に収まる厚みが必要
  • 材質: NBRやニトリル系が一般的

交換前に現物を測定し、同等サイズの汎用品(例:TL250・CL350・SL350/TL系)などから選ぶとベストです。

実際の交換ステップと注意点

交換時には下記手順が重要です。

  1. 古いシールを丁寧にヘラなどで外す
  2. 溝・周辺をクリーニングし錆や汚れを除去
  3. 新シールには薄くフォークオイルを塗布し滑りを良くする
  4. プレス工具や木片などで均等に押し込む(キズ防止)
  5. 最後にフォークオイルを規定量充填して組み付け

DIYの場合でも工具だけは惜しまず揃えておくと仕上がりが格段に良くなります。

まとめ:250T LAカスタムにおすすめの汎用シール

• ダストシール:TL250系 31.5 mm前後の汎用品(廃盤純正代替)
• オイルシール:35×48×11 mm(純正91254‑434‑003など)が流用可

寸法確認→互換品購入→正しい交換手順で組むことで、走行安定性を確保しつつ修理が可能です。旧車整備を楽しみながら、安全なライディングを目指しましょう。

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