ZC33Sスイフトスポーツのグリルをメッシュ化する費用は?Final Edition新品グリルと純正グリル塗装を比較

カスタマイズ

ZC33S型スイフトスポーツのフロントフェイスをカスタムする方法として、純正グリルの塗装とSWK製スポーツグリルなどを使ったメッシュ化があります。特にFinal Editionのグロスブラック風に仕上げたい場合、「Final Edition用の塗装済み新品グリルを購入して加工する方法」と「現在の標準グリルを塗装して加工する方法」のどちらが安いのかは気になるところです。

結論からいえば、現在のグリルが傷や割れのない良好な状態なら、一般には現在のグリルを取り外して塗装・加工するほうが、約3万5,000円の新品グリルを別途購入するより総額を抑えやすいと考えられます。

ただし工賃は「塗装」「バンパー脱着」「グリル加工」「メッシュ取付」のどこまで依頼するかで大きく変わります。またFinal Edition用部品がそのまま標準車へ流用できるか、SWK製品の加工対象部位と干渉しないかは、部品番号と車両年式を含めて施工店へ事前確認する必要があります。

ZC33S Final Editionのグリルはグロスブラック仕上げ

スズキはZC33S Final Editionの特別装備として、専用フロントグリルをグロスブラック仕上げとしています。フォグランプベゼルや17インチアルミホイールなどにもグロスブラックを採用しており、標準車とは異なる外観に仕上げられています。[参照:スズキ ZC33S Final Edition公式発表]

そのため、純正品質のグロスブラック仕上げを求めるのであればFinal Edition用の新品部品を使う方法にはメリットがあります。塗装済み部品であれば、現在のグリルを板金塗装店へ出して下地処理から塗装してもらう工程を減らせる可能性があります。

一方、最終的にSWK製スポーツグリルなどを取り付けるため純正グリルを加工するのであれば、高価な新品部品を購入してすぐ切削加工することになります。ここが費用面で判断の分かれるポイントです。

安さを優先するなら現在のノーマルグリル加工が有利になりやすい

現在装着されているグリルを再利用する場合、部品代そのものは発生しません。主な費用はバンパー・グリルの脱着、下地処理、塗装、メッシュ化に必要な加工・取付工賃となります。

一方、Final Edition用グリルを3万5,000円程度で購入するケースでは、最初から約3万5,000円の部品代が追加されます。その後にメッシュ化のための加工工賃が必要なら、現在のグリルを使う場合との価格差はその分だけ大きくなります。

例えば仮に現在のグリルの塗装費が2万~3万円だったとしても、新品グリルが3万5,000円なら塗装費との差は5,000~1万5,000円程度あります。ただしこれはあくまで比較方法を示す例であり、実際の塗装料金や加工工賃は施工店によって異なります。

2つの方法は「部品代+塗装代+加工代+脱着代」で比較する

どちらが安いかを正確に判断するには、グリル単体の価格だけではなく完成までの総額を比較する必要があります。

費用項目 Final Edition用新品グリル 現在の標準グリル
グリル本体 新品部品代が必要 原則不要
グロスブラック塗装 塗装済み部品なら原則不要 必要
グリル加工 メッシュ化するなら必要 メッシュ化するなら必要
SWK等の部品代 必要 必要
バンパー脱着・取付 必要になる場合あり 必要になる場合あり
純正グリルを保存 現在の部品を残せる 加工するため残せない

ポイントは、メッシュ化の加工費と車両への脱着工賃はどちらを選んでも発生しやすいことです。そのため比較の中心は「新品グリル約3万5,000円」と「現在のグリルをグロスブラックへ塗装する費用」の差になります。

現在のグリルを塗装する場合は下地処理が重要

樹脂製グリルをきれいなグロスブラックへ変更する場合、単に黒い塗料を吹くだけではありません。洗浄・脱脂、足付け、樹脂に応じた下地処理、塗装、クリア仕上げなどが必要になることがあります。

グリルは飛び石、虫、雨、紫外線などを受けやすい場所です。価格だけを優先して下地処理が不十分だと、後から塗膜が剥がれたり欠けたりする可能性があります。見積もりでは「グロスブラック塗装一式」という金額だけでなく、どのような下地処理を行うのか確認すると安心です。

また現在のグリルに深い傷や劣化がある場合、補修工程が増えるため塗装費が高くなることがあります。このケースでは最初から塗装済み新品グリルを購入する方法との価格差が縮まる可能性があります。

Final Edition用新品グリルを選ぶメリットは価格以外にある

新品グリルを購入する方法は最安になりにくい一方、大きなメリットがあります。それは現在装着している純正グリルを無加工のまま保管できることです。

メッシュ化では純正部品を切削する施工方法が採られる場合があります。一度切ったグリルを完全な純正状態へ戻すことは難しいため、将来ノーマルへ戻す予定がある人にはスペアグリルを用意する価値があります。

例えば車両売却時にノーマルへ戻したい場合、保管しておいた標準グリルへ交換できます。またメッシュグリルを破損したときにも純正部品が手元に残ります。数年間所有するカスタム車なら、このメリットまで含めて3万5,000円の追加費用を判断するとよいでしょう。

新品を買う前にFinal Edition用グリルの適合を確認する

ZC33S Final Editionも型式はZC33Sですが、スズキは専用フロントグリルを特別装備として設定しています。[参照:スズキ ZC33S Final Edition主要装備]

同じZC33Sだからといって、購入予定の部品がすべての年式の標準車へ無加工で流用できるとは決めつけないほうが安全です。購入前に部品番号を確認し、標準車のバンパーへの取付可否、必要なクリップ類、SWK製スポーツグリルとの組み合わせを施工店または販売元へ確認します。

特に「3万5,000円で売っている」という商品がグリル一式なのか、グリル単体なのか、必要部品が別売なのかも確認したいところです。通販価格だけを比較すると、後から小部品や送料が追加されることがあります。

業者への見積もりは2パターンを同時に出してもらう

最も確実なのは、同じ施工業者へ2種類の見積もりを依頼する方法です。「現在のグリルをグロスブラック塗装してメッシュ加工」と「Final Edition用塗装済みグリルを持ち込んでメッシュ加工」の2案を同じ条件で比較します。

その際は、SWK製スポーツグリルの部品代、純正グリル加工、バンパー脱着、塗装、取付、消耗品まで含めた完成状態での支払総額を出してもらうのがポイントです。

現在のグリル塗装が想像以上に高額ならFinal Edition用新品部品との差が小さくなります。逆に塗装を比較的安く施工できる店なら、現在のグリルを使うほうが大幅に安くなることもあります。

まとめ:費用優先なら現グリル塗装、純正復帰も考えるなら新品グリル

ZC33Sスイフトスポーツでグロスブラック塗装とメッシュ化を行う場合、現在のグリルに大きな傷や劣化がなければ、現在のノーマルグリルを塗装・加工する方法のほうが総額を抑えやすいと考えられます。新品グリルを約3万5,000円で購入する方法では、その部品代が最初から追加されるためです。

ただしFinal Edition用新品グリルには、純正品質のグロスブラック仕上げを利用でき、現在の標準グリルを無加工で保管できるメリットがあります。将来ノーマルへ戻す予定がある場合や、現在のグリルが傷んでいて塗装前の補修費が高い場合には、新品を選ぶ価値が高くなります。

最終的には「現グリルの塗装+加工+脱着」と「Final Edition用新品グリル+加工+脱着」の2種類を同じ業者から見積もってもらい、差額と純正部品を残せる価値を比較するのが失敗しにくい選び方です。

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